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第4章 診断プログラムの実行

診断プログラムの実行


 
診断プログラムの特徴 Keyboardテストグループ (Keyboad Test Group) 
いつ診断プログラムを使用するか Mouseテストグループ (Mouse Test Group) 
テストを始める前に Diskette Drivesテストグループ (Diskette Drives Test Group) 
診断プログラムの起動 Hard-Disk Drives (Non-SCSI)テストグループ (Hard-Disk Drives (Non-SCSI) Test Group)
診断プログラムの使い方 IDE CD-ROM Drivesテストグループ (IDE CD-ROM Drives Test Group)
システム情報の確認 Serial/Infrared Portsテストグループ (Serial/Infrared Ports Test Group)
メニューの使い方 Parallel Portsテストグループ (Parallel Ports Test Group)
診断プログラムが実行するテスト SCSI Devicesテストグループ (SCSI Devices Test Group) 
エラーメッセージ Network Interfaceテストグループ (Network Interface Test Group) 
RAMテストグループ (RAM Test Group) Audioテストグループ (Audio Test Group) 
System Setテストグループ (System Set Test Group)  その他のテストグループ
Videoテストグループ (Video Test Group) 
 
 

Diagnosticsディスケットの診断プログラムは、一般の診断プログラムとは異なり、コンピュータのハードウェアをチェックする際に専用の装置を使う必要もなく、またデータを破損する危険性もありません。診断プログラムを使用することによって、コンピュータの信頼性をより一層高めることができます。また、診断テストの結果は、弊社テクニカルサポートの担当者が適切な技術サポートをおこなうための重要な情報を提供します。
 
注意:Diagnosticsディスケットは弊社コンピュータ専用のものです。他のコンピュータでDiagnosticsディスケットを使用すると、コンピュータが間違った反応を示したり、エラーメッセージが表示されることがあります。 
 
メモ:コンピュータを起動できない場合は、第5章「困ったときは」を参照して、弊社テクニカルサポートへご連絡ください。
 
 
 


診断プログラムの特徴

Diagnosticsディスケット内の診断プログラムでは、メニューや項目を通して特定のテストグループやサブテストを選択できるようになっています。それぞれの診断テストグループやサブテストでは、重要なテストパラメータをコントロールしたり、テストを実行する順序を設定したりできます。診断テストグループやサブテストには、以下の特徴があります。
  • テストを個別に実行するか、またはまとめて実行するかを選択できます。
  • テストグループまたはサブテストを繰り返す回数が設定できます。
  • テスト結果の画面への表示、印刷、ファイルへの保存ができます。
  • エラーがあらかじめ設定された数に達したときに、自動的にテストを中止するよう設定できます。
  • MainメニューでAboutを選択すると、それぞれのテストとそのパラメータの簡単な説明を表示します。
  • テストグループまたはサブテストが問題なく終了したかどうかを知らせるメッセージを表示します。
  • 問題が発生したときは、エラーメッセージを表示します。
 


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いつ診断プログラムを使用するか

コンピュータの主要構成部品やデバイスが正しく機能しないときは、それらが故障している可能性があります。コンピュータのプロセッサとI/O装置(ディスプレイ、キーボード、ディスケットドライブなど)が機能しているときは、診断プログラムを使用して問題を調べることができます。コンピュータに関する詳しい知識があり、どの構成部品をテストしたらよいかをご存じの場合は、対応するテストグループまたはサブテストを選択し実行してください。どこから診断テストを始めたらよいかよく分からない場合は、まず本章を最後までよくお読みください。
 


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テストを始める前に

テストを始める前に、以下の手順で準備作業をおこなってください。
  1. Diagnosticsディスケットを別のディスケットにコピーします。

  2. ディスケットのコピーの詳細は、システムのマニュアルを参照してください。また、オリジナルのDiagnosticsディスケットは保管しておいてください。

  3. コンピュータにプリンタが取り付けられている場合はその電源を入れ、プリンタとコンピュータが接続されてオンラインになっていることを確認します。

  4. コンピュータのセットアップ情報を確認し、ポートなどを含むすべての構成部品とデバイスを起動させます。

  5. 詳細は、第2章「システムのセットアップ」を参照してください。

  6. Dell省電力機能ウィンドウまたはセットアップユーティリティを起動して、すべての省電力機能を停止します。

  7. 詳細は、『オンラインユーザーズガイド』の「Dellコントロールセンター省電力ウィンドウ」および「Dellコントロールセンター」、または本書の第2章にある「Power Management(省電力機能)」を参照してください。

  8. コンピュータにACアダプタを接続します。

  9. Diagnosticsディスケット(診断プログラム)はバッテリ電源を使用しているコンピュータ上でも実行できますが、テスト実行中に電源が切れないように、ACアダプタを接続してください。
 


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診断プログラムの起動

前の項で説明されている準備作業を完了した後、以下の手順に従って診断プログラムを起動します。
 
メモ:以下の手順を実行するには、ディスケットドライブケーブルが必要です。ディスケットドライブケーブルをお持ちでない場合は、弊社よりご購入ください。弊社へお問い合わせの際は、第5章「困ったときは」を参照してください。
 
  1. モジュラーベイにCD-ROMドライブを取り付けます。

  2. 詳細は、『オンラインユーザーズガイド』の「CD-ROMドライブ」を参照してください。

  3. ディスケットドライブをコンピュータの背面にあるパラレルポートに取り付けます。

  4. 詳細は、『オンラインユーザーズガイド』の「CD-ROMドライブ」を参照してください。

  5. コンピュータの電源を切ります。

  6. 前の項で作成したDiagnosticsディスケットのコピーをディスケットドライブに挿入し、コンピュータを起動します。
 
メモ:この時点で実際に診断プログラムを起動し、画面上で診断プログラムの内容を確認しながら以下の説明をお読みください。
診断プログラムを起動すると、まず弊社のロゴが画面に表示され、次にプログラムが使用するRAMのテストがおこなわれます。

RAMに問題があるときは、問題のあるメモリモジュールのメモリアドレスが表示されます。メモリアドレスをメモし、第5章「困ったときは」の手順に従って弊社テクニカルサポートまでご連絡ください。

RAMに問題がなかったときは診断プログラムがロードされ、図4-1のDiagnostics Menu画面が表示されます。
 
 

 

図 4-1 診断プログラムのDiagnostics Menu画面

システム全体を簡単にチェックする場合は、Run Quick Testsを選択してください。この項目を選択すると、ユーザーの応答を必要としない、短時間で終了するサブテストだけが実行されます。問題の原因を特定できていない場合などは、まずこの項目を選択することをお勧めします。

システム全体をテストする場合は、Run All Testsを選択してください。すべてのテストグループのテストが実行されます。

特定の箇所だけをテストする場合は、Run Specific Testsを選択してください。
 


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診断プログラムの使い方

Diagnostics MenuからRun All TestsまたはRun Specific Testsを選択すると、診断プログラムのメイン画面が表示されます(図4-2参照)。この画面にはプログラムのテストグループとシステム情報が表示されており、また、メニューを通して各項目を選択できるようになっています。

Diagnostics Menuで項目を選択するには、項目を反転表示させ、キーを押します。または、項目名の中で強調表示されている文字のキーを押します。

メイン画面では、以下の5つのエリアにそれぞれの情報が表示されています。

  • 画面上部の2行には診断プログラムの種類とそのバージョン番号が表示されます。
  • 画面の左側はAvailable Test Groups(テストグループ)エリアになっており、実行できるテストグループの一覧が表示されます。画面下部のメニューからRunを選択し、続いてAllを選択すると、テストはこのエリアに表示された順序で実行されます。テストグループを選択するには、またはキーを使用してください。
  • 画面の右側はSystem Configuration(システム情報)エリアになっており、コンピュータのハードウェア構成が表示されます。
  • 画面の右下はIDE Drive Information(IDEハードディスクドライブ情報)エリアになっており、取り付けられているハードディスクドライブに関する情報が表示されます。
  • 画面下部の2行はメニューエリアになっています。1行目には選択可能な項目が表示されており、またはキーを使用してメニュー項目を反転表示させます。2行目には、現在1行目で反転表示されている項目の説明が表示されます。
注意:テストの実行中は、テストの中断、ACアダプタの取り外し、およびコンピュータの再起動をおこなわないでください。これらの方法でテストを中断すると、システムデータが失われる危険があります。診断プログラムは、適切に消去しておかないと問題が生じるようなデータをコンピュータメモリに書き込みます。そのため、診断プログラムは、必ず正しく終了させてください。 
 
 
 
メモ:システムのハードウェア構成によって、画面に表示される内容は異なります。
 

図4-2 診断プログラムのメイン画面

 


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システム情報の確認

Diagnosticsディスケットからシステムを起動すると、診断プログラムはシステム情報をチェックし、その内容をメイン画面のSystem Configurationエリアに表示します。

診断プログラムは、以下の設定情報を読み取ります。

  • セットアップユーティリティで設定した情報(この情報はNVRAMに保存されています)。
  • プロセッサ、ビデオコントローラ、キーボードコントローラ、およびその他の主要部品の識別テスト。
  • RAMに一時保存されているBIOS設定情報。
System Configurationエリアには、コンピュータに取り付けられているデバイスや構成部品のすべての名前が表示されない場合があります。たとえば、コンピュータにプリンタが取り付けられていても、そのプリンタ名は表示されません。この場合、プリンタはパラレルポートとして表示されています。コンピュータはパラレルポートをLPT1として認識します。このLPT1は、出力情報の送信先と入力情報の送信元をコンピュータに伝えるアドレスです。ご使用のプリンタはパラレル通信デバイスであるため、コンピュータはそのLPT1アドレスによってプリンタを、パラレルポートとして識別します。
 


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メニューの使い方

メニュー項目の1つがすでに画面下部で反転表示されていますが、またはキーを押して他の項目を選択できます。そのときに反転表示されている項目の簡単な説明が、画面下部に表示されます。

メニューから項目を選択すると、その項目に関するサブメニューが表示されます。メニューの下には、現在反転表示されている項目の説明が表示されます。

テストグループやサブテストに関する詳しい説明が必要なときには、メニューからAboutを選択して、キーを押してください。説明画面から元の画面に戻るには、キーを押してください。
 
 

Mainメニューの項目

メイン画面のMainメニューには、Run、Select、Subtest、Options、Test Limits、About、
Key-HelpおよびQuitの8つの項目があります。
 
メモ:テストグループやサブテストを実行する前に、Options項目を選択し、グローバルパラメータを設定してください。グローバルパラメータでは、テストグループやサブテストをどのように実行し、その結果をどのように表示するかを設定できます。
画面下部のメニューエリアで項目を選択するには、以下の2つの方法があります。
  • 項目名で大文字になっている文字を入力します(たとえば、Runを選択する場合はrを入力します)。
  • またはキーを押して、選択する項目を反転表示させ、キーを押します。
メニューから項目を選択すると、その項目に関するサブメニューが表示されます

以下の各項で、Mainメニューの各項目について説明します。
 
 

Run

この項目を選択すると、One、Selected、All、Key-HelpおよびQuit Menuという項目を持つサブメニューが表示されます。Oneを選択すると、反転表示されているテストグループ内のすべてのサブテストが実行されます。Selectedを選択すると、Selectであらかじめ設定されていたテストグループまたはサブテストのみが実行されます(以下の項で説明しているSelect項目またはSubtest項目で、テストグループ内のサブテストを選択してください)。Allを選択すると、すべてのテストグループのサブテストが実行されます(テストグループとサブテストはメイン画面に表示されている順番に実行されます)。

Key-Helpを選択すると、選択されている項目で使用できるキーの一覧が表示されます。Quit Menuを選択するとMainメニューに戻ります。
 
 

Select

この項目を使用すると、個々のテストグループをあらかじめ選択し、特定の条件に合わせてテストプロセスを組み立てることができます。選択されたテストグループは、連続して実行できます。この項目を選択すると、All、One、Clear All、Key-HelpおよびQuit Menuという項目を持つサブメニューが表示されます。

すべてのテストグループを選択する場合は、Allを反転表示させてキーを押します。個々のテストグループを選択するには、まずまたはキーを使用してテストグループを反転表示させ、キーを押すか、またはOneを反転表示させてからキーを押します。

個々のテストグループの選択を取り消すには、テストグループを反転表示させ、もう一度キーを押します。すべてのテストグループの選択を取り消すにはClear Allを選択します。

Key-Helpを選択すると、選択されている項目で使用できるキーの一覧が表示されます。Quit Menuを選択するとMainメニューに戻ります。
 
 

Subtest

ほとんどのテストグループは複数のサブテストから構成されています。テストグループ内でサブテストを選択するにはSubtestを使用します。

この項目を選択すると、Mainメニューと同様の項目(Run、Select、Options、Test Limits、About、Key-HelpおよびQuit Menu)を持つサブメニューが表示されます。以下の各項で、各項目について説明します。

Run (サブテスト)

この項目を選択すると、One、Selected、All、Key-HelpおよびQuit Menuという項目を持つメニューが表示されます。Oneを選択すると反転表示されているサブテストだけが実行されます。Selectedを選択すると、あらかじめ設定されているサブテストだけが実行されます。Allを選択すると、設定されているテストグループ内のすべてのサブテストが実行されます(サブテストは表示されている順番で実行されます)。

Key-Helpを選択すると、選択されている項目で使用できるキーの一覧が表示されます。Quit Menuを選択するとSubtestメニューに戻ります。

Select (サブテスト)

この項目を使用すると、個々のサブテストをあらかじめ選択し、特定の条件に合わせてテストプロセスを組み立てることができます。また、リストから複数のサブテストを選択することもできます。この項目を選択すると、All、One、Clear All、Key-HelpおよびQuit Menuという5つの項目を持つメニューが表示されます。

すべてのサブテストを選択する場合は、Allを反転表示させてキーを押します。個々のサブテストを選択するには、まずまたはキーを使用してサブテストを反転表示させ、キーを押すか、またはOneを反転表示させてからキーを押します。

個々のサブテストの選択を取り消すには、サブテストを反転表示させキーを押します。すべてのサブテストの選択を取り消すにはClear Allを選択します。

Key-Helpを選択すると、選択されている項目で使用できるキーの一覧が表示されます。Quit Menuを選択するとSubtestメニューに戻ります。

Options (サブテスト)

この項目は、MainメニューのOptionsと同じ働きをします。詳細は、本章の「Options」を参照してください。

Test limits (サブテスト)

この項目は、MainメニューのTest Limitsと同じ働きをします。詳細は、本章の「Test limits」を参照してください。

About (サブテスト)

この項目を選択すると、反転表示されている項目の説明が表示されます。これには、各種の制限事項やパラメータの説明とその設定方法が含まれています。

Key-help (サブテスト)

この項目を選択すると、選択されている項目で使用できるキーの一覧が表示されます。

Quit menu (サブテスト)

この項目を選択するとMainメニューに戻ります。
 
 

Options

表4-1に、Optionsで設定できるグローバルパラメータの説明と設定可能な値を示します。また、各パラメータの説明も示します。パラメータを選択するには、またはキーを押してください。設定値を変更するには、キー、キーまたはキーを使用します。数値を直接入力することもできます(間違った値を入力した場合は、フィールドが埋まるまでゼロを入力してから、もう一度正しい値を入力してください)。
 
表4-1 グローバルパラメータ
 
Options 設定可能な値、説明
Number of Times to Repeat Test(s) 
(テストの繰り返し回数)
0001~9999、または0000。0000を入力すると、+キーを押すまでテストが繰り返されます。デフォルトは1です。
Maximum Errors Allowed 
(最大許容エラー数)
0000~9999。0000を選択するとエラーの制限はなくなります。デフォルトは1です。
Pause for User Response 
(ユーザーの応答待ち)
YesまたはNo。テストがユーザーの応答を待つかどうかを設定します。 デフォルトはYes(ユーザーの応答を待つ)です。
Output Device for Status Messages 
(ステータスメッセージ出力装置)
Display、Printer、File。 
プリンタがシステムに接続されていれば、テスト実行時に出されるステータスメッセージをプリントアウトできます(プリンタの電源が入り、オンラインモードになっている必要があります)。Fileに設定すると、Diagnosticsディスケットのresultというファイルにステータスメッセージが書き込まれます。デフォルトはDisplayです。
Output Device for Error Messages 
(エラーメッセージ出力装置)
Display、Printer、File。 
プリンタがシステムに接続されていれば、テスト実行時にに出されるエラーメッセージをプリントアウトできます(プリンタの電源が入り、オンラインモードになっている必要があります)。Fileに設定すると、Diagnosticsディスケットのresultというファイルにエラーメッセージが書き込まれます (ディスケットが書込み禁止でないかどうか確認してください)。デフォルトはDisplayです。
 
 

Number of Times to Repeat Test(s)(テストの繰り返し回数)

Runを選択した場合に実行されるテストの数を設定します。デフォルトの設定を変更するには、希望する数値を入力します。0000を入力すると、+キーを押すまでテストが繰り返されます。
 

Maximum Errors Allowed(最大許容エラー数)
テスト実行中に許容できるエラーの最大数を設定します。エラーの数は、サブテストやテストグループを個別に実行したり、Allを選択してすべてのテストを実行するたびに0にリセットされます。デフォルトを変更するには、希望する数値を入力してください。0000を選択すると、検出されたエラーの数にかかわらず、+キーを押すまでテストが繰り返されます。
 
 

Pause for User Response(ユーザーの応答待ち)

このパラメータをYesに設定すると、以下の場合にテストが中断されます。
  • Videoテストグループで表示される画面やKeyboardテストグループのキーの機能を確認するため、またはディスケットを挿入するために、ユーザーの応答が必要な場合。
  • エラーの数が最大に達した場合。

  • テストを継続するには任意のキーを押します。
このパラメータをNoに設定すると、診断プログラムは応答が必要なサブテストを省略します。いくつかのサブテストは応答を必要とするので、このオプションをYesに設定したときだけ実行できます。応答を必要とするサブテストを省略するとき(たとえば、夜通し診断プログラムを実行するようなとき)は、このパラメータをNoに設定します。
 
 

Output Device for Status Messagesステータスメッセージ出力装置)

通常、すべてのステータスメッセージは、画面上にだけ表示されます。このパラメータを使うと、画面上だけでなくプリンタまたはファイルへ、ステータスメッセージを送ることができます。キーを使用してオプションを設定します。 Printerに設定すると、ステータスメッセージはプリンタに出力されます。Fileに設定すると、resultというファイルにステータスメッセージが書き込まれます。 診断プログラムを実行するとき、このファイルは自動的にDiagnosticsディスケットに作られます。 ディスケットにすでにresultファイルがある場合は、その中にメッセージが追加されます。

resultファイルはASCII(American Standard Cord for Information Interchange)形式のテキストファイルです。以下の手順でWindowsのメモ帳からアクセスできます。

  1. Quitを選択して診断プログラムを終了し、MS-DOSプロンプトに戻ります。

  2. ディスケットドライブからDell Diagnostics Disketteを取り出します。

  3. コンピュータを再起動します。

  4. 必要に応じて、オペレーティングシステムを起動します。

  5. Dell Diagnostics Disketteをディスケットドライブに入れます。

  6. Notepadアイコンをダブルクリックします。続いてファイルメニューから開くを選択します。

  7. ファイル名テキストボックスに、a:\resultと入力してキーを押します。

  8. ファイルの内容が画面に表示されます。
MS-DOSのtypeコマンドでresultファイルにアクセスすることもできます。
  1. Quitを選択して診断プログラムを終了し、オペレーティングシステムのプロンプトに戻ります。

  2. オペレーティングシステムのプロンプトで、以下のコマンドを入力してキーを押します。

  3. type result
    ファイルの内容が画面に表示されます。
診断テストを実行した後、テストによってresultファイルに書き込まれたステータスメッセージを確認したら、次のメッセージがファイルの最初から書き込まれるように、resultファイルの内容を削除しておきます。内容を削除しておかないと、すでにある内容の後に新しいメッセージが追加されます。
 
 

Output Device for Error Messages(エラーメッセージ出力装置)

通常、すべてのエラーメッセージは、画面上にだけ表示されます。このパラメータを使うと、画面上だけでなくプリンタまたはファイルへ、エラーメッセージを送信できます。キーを使用してオプションを設定します。 Printerに設定すると、ステータスメッセージはプリンタに出力されます。Fileに設定すると、ステータスメッセージに使用されたresultファイルにエラーメッセージが書き込まれます。 診断プログラムを実行するとき、このファイルは自動的にDiagnosticsディスケットに作成されます。 ディスケットにすでにresultファイルがある場合は、その中にメッセージが追加されます。

resultファイルはASCII形式のテキストファイルです。Windowsのメモ帳またはMS-DOSのtypeコマンドで、前の項の「Output Device for Status Messages」で説明した手順に従って、resultファイルにアクセスおよび参照できます。

診断テストを実行した後、テストによってresultファイルに書き込まれたステータスメッセージを確認したら、次のメッセージがファイルの最初から書き込まれるように、resultファイルの内容を削除しておきます。内容を削除しておかないと、すでにある内容の後に新しいメッセージが追加されます。
 
 

Test limits

メモ:診断テストを実行する場合、診断プログラムは適切な限界値をすべてのテストに対して自動的に設定します。通常、テスト回数を変更する場合以外は、限界値を変更する必要はありません。ただし、SVGAモードテストを実行する場合は別です。外付けモニタをテストする場合は、デフォルトをYesに設定してください。
RAMテストグループ、Videoテストグループ、Serial/Infrared Portsテストグループ、Diskette Drivesテストグループ、Parallel Portsテストグループ、SCSI Devicesテストグループ、およびHard-Disk Drives (Non-SCSI)テストグループでは、この項目を選択して各種の限界値を設定できます。Mainメニューからすべてのテストグループを選択するか、 Subtestメニューから1つのサブテストを選択するかにかかわらず、そのテストグループのサブテストすべての限界値を設定します。Test Limitsを選択すると新しい画面が表示され、Key-Helpエリアには使用できるキーの一覧が表示されます。

テストグループおよびサブテストの限界値を変更する方法は、それぞれに関連するパラメータの種類によって異なります。種類が異なるパラメータを変更するには、異なるキーを使用します。たとえば、RAMテストグループに対するメモリアドレスの限界値を変更するときは、新しい数値を直接入力するか、またはキーを押して数値を増減させますが、Serial Portsテストグループの限界値を設定するときには、キーを押してYesとNoを切り換えます。

限界値の設定が終了したら、キーを押してTest Limits項目の次のメニューまたはサブメニューを選択します。キーを押してメイン画面のTest Limitsメニューに戻ります。 Test Limitsで設定された値は、次に変更されるか、または診断プログラムを終了するまで、すべてのテストぐグループまたはサブテストに対して有効です。診断プログラムを再起動すると、これらの設定はデフォルトに戻ります。
 
 

About

Mainメニューからこの項目を選択すると、その時点で選択されているテストグループの説明が表示されます。これには、そのテストグループの限界値とパラメータ値、およびその設定方法も説明されています。
 
 

Key-help

この項目を選択すると、現在選択されている項目で使用できるキーの一覧が表示されます。
 
 

Quit

Mainメニューからこの項目を選択する(またはキーを押す)と、診断プログラムを終了し、MS-DOSプロンプトに戻ります。

オペレーティングシステムに戻ったら、ディスケットドライブからDiagnosticsディスケットを取り出し、システムを再起動してください。
 
注意:診断プログラムは必ず正しい手順で終了してください。プログラムが正しい手順で終了されないとコンピュータのメモリに書き込まれたデータがそのまま残り、後で問題が発生する場合があります。
 


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診断プログラムが実行するテスト

診断プログラムは複数のテストグループから構成されており、それぞれのテストグループはさらに複数のサブテストから構成されています。それぞれのサブテストは、デバイスが正常に動作できなくなるようなエラーを検出できるように設計されています。
 
メモ:System Configurationエリアに表示されていないハードウェアに対するテストを実行すると、テスト終了後「Component not available(該当する部品が見つかりません)」というメッセージが表示されます。
表4-2に、診断プログラムが実行するテストグループとサブテスト、およびその説明を示します。
 
表 4-2 診断プログラムが実行するテスト
 
テストグループ サブテスト 説明
RAM Quick Test 
Comprehensive Test 
Secondary Cache Test
RAMをテストします。
System Set 
(システムセット)
CMOS Confidence Test 
DMA Controller Test 
Real-Time Clock Test 
System Speaker Test 
System Timers Test 
Interrupt Controller Test 

Coprocessor Calculation Test 
Coprocessor Error Exception Test 

PC Card Controller Test 

USB Register Test 
USB Memory Structure Test

システム基板上のチップ、DMAコントローラ、コンピュータのタイマ、NVRAM、スピーカーコントローラをテストします。また、外部キャッシュやサーマルコントロールデバイスが取り付けられている場合には、それらもテストします。 

プロセッサに内蔵されている数値演算コプロセッサをテストします。 

システム基板上のPCカードコントローラをテストします。 

コンピュータのUSBコネクタをテストします。

Video 
(ビデオ)
Video Memory Test 
Video Hardware Test 
Text Mode Character Test 
Text Mode Color Test 
Text Mode Pages Test 
Graphics Mode Test 
Color Palettes Test 
Solid Colors Test
ビデオ出力をさまざまな角度からチェックすることにより、モニタをテストします。
Keyboard 
(キーボード)
Keyboard Controller Test 
Keyboard Key Sequence Test 
Keyboard Interactive Test 
Stuck Key Test
キーボードコントローラをチェックし、正しく反応しないキーを見つけることにより、キーボードをテストします。
Mouse 
(マウス)
Mouse Test 内蔵タッチパッド、シリアルマウスおよびPS/2マウスなどポインティングデバイスをテストします。
Diskette Drives 
(ディスケット 
ドライブ)
Change Line Test 
Seek Test 
Read Test 
Write Test
ディスケットドライブをテストします。また、デバイスコントローラやケーブルなどもテストします。
Hard-Disk Drives 
(Non-SCSI) 
(SCSI以外のハード ディスクドライブ)
Disk Controller Test 
Forced Error-Correction-Code Test 
Seek Test 
Read Test 
Write Test
ハードディスクドライブをテストします。また、デバイスコントローラもテストします。
IDE CD-ROM Drives 
(IDE CD-ROM 
ドライブ)
Drive Controller Test 
Seek Test 
Read Test 
Audio Output Test 
Eject Removable Media
IDE CD-ROMドライブをテストします。また、デバイスコントローラもテストします。
Serial / Infrared Ports 
(シリアルポート/ 赤外線ポート)
Serial / Infrared Baud Rate Test 
Serial / Infrared Interrupt Test 
Serial / Infrared Internal Transmission Test 

Serial External Transmission Test

通信装置などの周辺機器がシリアルポートや赤外線ポートを使用してデータのやりとりをおこなうための構成部品をテストします。 
外付けループバックコネクタが必要です。
Parallel Ports 
(パラレルポート)
Parallel Internal Test 
Parallel External Loopback Test 
Parallel External Interrupt Test 
Parallel Printer Pattern Test
プリンタなどの周辺機器がパラレルポートを使用してデータのやりとりをおこなうための構成部品をテストします。
SCSI Devices 
(SCSIデバイス)
Internal Diagnostics Test 
Seek Test 
Read Test 
Write Test 
Audio Output Test 
Eject Removable Media Test 
Display Information Test
C/Port拡張ユニット(APR)またはC/Dock拡張ステーションに内蔵されているSCSIコントローラと、そのどちらかに接続されているすべてのSCSIデバイスをテストします。このテストは、コンピュータが拡張ユニットに接続されているときだけ実行されます。
Network Interface 
(ネットワーク)
Registers Test 
Loopback Test 
Shared RAM Test 
Display Information Test
Dell Latitude C/Port APRまたは C/Dock拡張ステーションに内蔵されているネットワークコントローラレジスタの読み書き能力をテストします。このテストは、コンピュータが拡張ユニットに接続されているときだけ実行されます。
Audio 
(オーディオ)
Software Reset Test 
Interrupt Test 
DMA Test
FM Sound Playback Test 
Analog Sound Playback Test 
Record and Playback Test
オーディオチップセットをテストします。

内蔵マイクや内蔵スピーカー、外付けスピーカーなどの録音再生機能をテストします。

その他 Fan Control Test  ファンの機能をテストします。
 
 
メモ:表中の略称の正式名については、『オンラインユーザーズガイド』の「用語集」を参照してください。
 


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エラーメッセージ

診断プログラムのテストグループやサブテストの結果として、エラーメッセージが表示されることがあります。これらのメッセージの原因となるエラーを解決するには弊社テクニカルサポートによる診断が必要なので、メッセージの詳しい意味やエラーの解決手順は、本章で説明していません。診断プログラムの実行中にエラーメッセージが表示された場合は、第5章にある「診断チェックリスト」のコピーにそのメッセージを記入し、その章を参照して弊社テクニカルサポートまでご連絡ください。
 


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RAMテストグループ (RAM Test Group)

RAMテストグループのサブテストは、直接アドレスが可能なすべてのRAMをチェックします。何らかの理由で診断プログラムをメモリにロードできないときは、DOS プロンプトで直接RAMテストプログラム(ramtest.exe)を起動します。

RAMテストプログラムには様々なプログラムがあり、DOSプロンプトからサブテストのTest LimitsとOptionsを設定できます。表4-3に、ramtestコマンドで使用可能なプログラムとその説明を示します。

プログラムは任意の順番で使用できますが、それぞれのプログラムは必ずスペースで区切らなければいけません。

たとえば、RAM包括テストを連続して10回繰り返し、エラー数が20になったらテストを中断し、テストレポートをramtst.rptというファイルに出力するよう設定するには、DOSプロンプトで以下のように入力し、キーを押します。

ramtest -r10 -np -m20 -oframtst.rpt

ramtestコマンドラインプログラムがすべて表示されるHelp画面を表示させるには、DOSプロンプトで以下のように入力し、キーを押します。

ramtest ?

 

表 4-3 RAMテストプログラムのプログラム
 
プログラム  説明 
-r<数値> サブテストを繰り返す回数を設定します。設定できる回数は1~9999です。「0」に設定すると、+キーを押すまでテストが繰り返されます。デフォルトは「1」です。
-m<数値> テスト実行中に許容できるエラーの数を設定します。設定できるエラーの数は1~9999です。「0」に設定すると、エラーの制限はなくなります。デフォルトは「0」です。
-s<16進メモリアドレス> 設定したメモリアドレスからテストを開始します。設定できるアドレスは0からメモリの最大アドレスまでです。デフォルトは「0」です。
-e<16進メモリアドレス> 設定したメモリアドレスでテストを停止します。設定できるアドレスは0からメモリの最大アドレスまでです。デフォルトは「0」です。
-o[f<ファイル名>,p] テストレポートをファイル(f)またはプリンタ(p)に出力します。ファイルに出力する場合は、fパラメータの後にファイル名を入力します。ファイル名を入力しない場合には、テストレポートはresultというファイルに出力されます。プリンタに出力する場合は、LPT1に出力されます。
-[q,c] 簡易テストを実行する場合は「q」に、包括テストを実行する場合は「c」に設定します。デフォルトは「c」です。
-np このプログラムを設定すると、エラーが発生したりサブテストが終了してもテストは中断されなくなります。デフォルトは「p」です。
 
 

いつRAMテストを実行するか

メモリ障害によって発生した問題は、一見RAMとは関係がないように見えることがあります。コンピュータが以下の状態の場合は、RAMテストグループの2つのサブテストを実行し、メモリに問題がないかどうかを確認してください。
  • プログラムが通常どおりに動作していない場合、または問題のないことを確認しているソフトウェアが誤動作を起こしている場合(プログラム自体に問題があるかどうかは、そのプログラムを別のコンピュータ上で実行することにより確認できます)。
  • コンピュータがハングアップ状態(使用不能になり再起動しなければいけなくなる状態)になる場合。特に、この状態が複数の異なるプログラムで不規則に発生する場合。
 
 

RAMテストグループのサブテスト

RAMテストグループはQuick TestとComprehensive TestおよびSecondary Cache Testの3つのサブテストから構成されています。Quick Testはメモリのアドレスをチェックし、コンピュータがRAM内のそれぞれのビットを正しくセット/クリアしているかどうか、およびRAMの読み出し/書き込み処理が複数のメモリアドレスに影響を与えていないかどうかを確認します。このテストは外部キャッシュを含む使用可能なすべてのRAMに対して実行されます。Comprehensive Testでは、アドレスチェックの他に、以下のテストが実行されます。
  • データパターンのチェック。ハイまたはローに固定されているRAMビット、データラインのショート、およびメモリチップ内で発生するデータパターン上の問題をチェックします。
  • パリティチェック。メモリサブシステムのエラー検出能力を確認します。
  • リフレッシュチェック。DRAMが適切にリフレッシュされているかどうかを確認します。
 


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System Setテストグループ (System Set Test Group)

System Setテストグループのサブテストは、コンピュータのシステム基板上にある部品とその機能をチェックします。
 
 
 

いつSystem Setテストを実行するか

System Setテストグループのサブテストは、他の診断テストグループやサブテストがチェックするコンピュータのI/O回路などのシステム基板上の部品を二重にチェックします。問題や誤動作が発生し、その原因がシステム基板上のどの部品にあるかを特定できないときは、System Setテストグループを実行してください。

また、System Setテストグループは、他の診断テストではチェックされない内蔵または外付けスピーカーなどのシステム構成部品のテストもおこないます。

コンピュータが以下の状態の場合は、System Setテストグループのサブテストを実行し、システム構成部品に問題がないかどうかを確認してください。

  • プログラムが通常どおり動作していない場合、または問題のないことを確認しているソフトウェアが誤動作を起こしている場合(プログラム自体に問題があるかどうかは、そのプログラムを別のコンピュータ上で実行することにより確認できます)。
  • 以前はアクセスできていたPCカードにアクセスできなくなった場合。
  • コンピュータがハングアップ状態になる場合。特に、この状態が複数の異なるプログラムで不規則に発生する場合。
  • コンピュータの使用中にパリティエラーまたはページ不良エラー(「parity」または「page fault」という単語を含むエラーメッセージ)が表示された場合。このようなメッセージには、通常、エラーが起きたアドレスも表示されます。表示されたアドレスは、第5章にある「診断チェックリスト」のコピーに記入してください。
  • セットアップ情報を修正しても問題が解決しない場合。
  • コンピュータの時計/カレンダーが動作しなくなった場合。
  • 内蔵または外付けスピーカーが機能しなくなった場合。スピーカーそのものに問題がある場合と、システムタイマに問題がある場合があります。System Timers TestとSystem Speaker Testを続けて実行してください。
  • 周辺機器が誤動作を起こしている場合。Interrupt Controllers Testを実行してください。テストに失敗した場合は、割り込みコントローラに問題があります。問題なくテストが終了した場合は、周辺機器に問題があります。
  • 表計算プログラムやその他の数値演算プログラムのスピードが非常に遅い場合、およびそれらのプログラムが計算や処理に関するエラーメッセージを表示する場合、正しく動作しない場合、または間違った計算結果を表示する場合。または、問題のないことを確認しているソフトウェアが誤動作を起こしている場合(プログラム自体に問題があるかどうかは、そのプログラムを別のコンピュータ上で実行することにより確認できます)。
  • 複雑な数値演算処理中にコンピュータの動作が停止する場合。
 
 

System Setテストグループのサブテスト

System Setテストグループは11種類のサブテストで構成されます。それぞれのテストは以下のコンピュータの機能をチェックします。
  • CMOS Confidence Test

  • NVRAMのデータ保存機能の信頼性とアクセス性を、データパターンチェックとメモリアドレスの一意性テストによってチェックします。
  • DMA Controller Test

  • DMAコントローラをテストし、ページレジスタとチャネルレジスタが正しく機能しているかどうかを、レジスタへのパターン書き込みによってチェックします。
  • Real-Time Clock Test

  • コンピュータのリアルタイムクロック(RTC)の精度と機能をチェックします。
  • System Speaker Test

  • 8つの音を鳴らして内蔵または外付けスピーカーの機能をチェックします。
  • System Timers Test

  • プロセッサがイベントカウントや周波数生成などの機能に使用するタイマをチェックします。ソフトウェアによって動作させる機能だけをチェックします。
  • Interrupt Controller Test

  • それぞれの割り込み要求(IRQ)ラインで割り込み信号を発生させ、各ラインを使用するデバイスがプロセッサと通信できるかどうか、および割り込み信号コントローラがプロセッサに正しいメモリアドレスを送っているかどうかをチェックします。
  • Coprocessor Calculation Test

  • 異なる種類の数値の使用と、数値演算コプロセッサの計算能力をチェックします。
  • Coprocessor Error Exception Test

  • 数値演算コプロセッサのエラー処理能力と、プロセッサへ割り込み信号を送る能力をチェックします。
  • PC Card Controller Test

  • システム基板上にあるPCカードコントローラの機能をチェックします。
  • USB Register Test

  • USBインタフェースの内蔵レジスタをチェックします。このサブテストは、USB周辺機器のチェックはしません。
  • USB Memory Structure Test

  • USBコントローラがメモリレジデント命令の単一セットを処理する機能をチェックします。
 


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Videoテストグループ (Video Test Group)

Videoテストグループのサブテストは、コンピュータに取り付けられているビデオコントローラとビデオコントロール回路が正しく動作しているかどうかをチェックします。これらのサブテストは、ビデオ回路とビデオコントローラ内の読み出し可能レジスタが正しく動作しているかどうかをテストし、コントローラのカーソルレジスタへのデータパターン書き込み、読み出しおよび確認をおこないます。さらに、カラーディスプレイまたは外付けカラーモニタのカラー機能をテストするサブテストも提供されています。
 
 

いつVideoテストを実行するか

Videoテストグループは、視覚装置に関する問題が発生している場合に実行します。Videoテストグループやそのサブテストを実行する前に、問題がハードウェアの変更やソフトウェアによるものでないことを確認してください。

確認後もコンピュータが以下の状態の場合は、それぞれの説明に従って適切なサブテストを実行してください。

  • 内蔵ディスプレイや外付けモニタの一部だけに画像が表示されたり、表示される画像が歪んでいる場合は、Videoテストグループのすべてのサブテストを実行します。
  • どのソフトウェアを使用しても、表示される文字やイメージの上下左右がずれる場合は、Text Mode Character Test、Text Mode Pages Test、Graphics Mode Testを実行します。
  • 内蔵ディスプレイや外付けモニタにまったくカラーが表示されなかったり、一部だけがカラーで表示される場合は、Text Mode Color Test、Color Palettes TestおよびSolid Colors Testを実行します。
  • モードを切り換えると内蔵ディスプレイや外付けモニタが正しく動作しなくなる(たとえば、文字は正しく表示されるのに、図形は正しく表示されない)場合は、Text Mode Character Test、Text Mode Color Test、Text Mode Pages TestおよびGraphics Mode Testを実行します。
 
 

Videoテストグループのサブテスト

Videoテストグループは、各ビデオ機能をテストする8つのサブテストから構成されています。
  • Video Memory Test

  • ビデオメモリの読み出し/書き込み能力を各ビデオモードでチェックします。
  • Video Hardware Test

  • ビデオコントローラのカーソルレジスタおよび水平/垂直同期ビットレジスタをチェックします。
  • Text Mode Character Test

  • ビデオサブシステムがテキストモードで文字を表示する能力をチェックします。
  • Text Mode Color Test

  • ビデオサブシステムがテキストモードでカラーを表示する能力をチェックします。
  • Text Mode Pages Test

  • ビデオサブシステムが表示可能なすべてのビデオページを画面に割り付け表示する能力を、1ページごとにチェックします。
  • Graphics Mode Test

  • ビデオサブシステムがグラフィックスモードでデータとカラーを表示する能力をチェックします。
  • Color Palettes Test

  • ビデオサブシステムが使用可能なすべてのカラーを表示する能力をチェックします。
  • Solid Colors Test

  • ビデオサブシステムが画面を均一の色で表示する能力をチェックします。これによって、動作していない画素を見つけることができます。
これらのテストでは、確認のために文字や図形が表示されます。画面の例は、付録B「診断プログラムのVideoテストグループ」を参照してください。
 
メモ:SVGAモードをテストするデフォルト設定はNoです。外付けモニタをテストする場合は、設定をYesに変更してください。
 


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Keyboardテストグループ (Keyboad Test Group)

Keyboardテストグループのサブテストは、キーボードコントローラとキーボードが正しく動作しているかどうかをチェックします。
 
 

いつKeyboardテストを実行するか

キーボードに関する問題の原因は、必ずしもキーボード自体にあるとは限りません。たとえば、コンピュータがハングアップしてキーボードが使用できなくなった場合、その原因は、おそらくキーボード以外にあります。キーボードに関すると思われる症状が2つあります。プログラムの設定を変更したため、キーやキーの組み合わせに対応する機能が変更された場合や、ProKeyなどのキー設定プログラムがキーの機能を変更する場合もあります。これらのプログラムはメモリ常駐型が多いので、Keyboardテストグループのサブテストを実行する前に、必ずメモリから削除しておかなければなりません(Diagnosticsディスケットからコンピュータを起動すると、これらのプログラムはメモリにロードされません)。これらの可能性をすべて取り除いた後も、コンピュータが以下の状態の場合は、Keyboardテストグループのサブテストを実行してください。
  • キーを押すと複数の同じ文字が表示され、キーが貼り付いたような状態になっている場合。この場合はStuck Key Testを実行します。
  • キーを押すと通常とは異なる反応が返ってきた場合。キーの接点が破損している可能性があります。Keyboard Interactive Testを実行してください。
  • キーがまったく動作しない場合。すべてのサブテストを実行してください。
 

Keyboardテストグループのサブテスト

Keyboardテストグループは、以下のキーボードの機能をテストする4つのサブテストから構成されています。
  • Keyboard Controller Test

  • キーボードコントローラチップがキーボードと通信をおこなう能力と、コントローラチップ内のプログラムを確認します。
  • Keyboard Key Sequence Test

  • キーボードのキーを一定の順番で押したときに、キーが正しく機能するかどうかを確認します。
  • Keyboard Interactive Test

  • キーボードの内部マイクロコードとキーボードコントローラチップの外部インタフェースをチェックし、正しく機能していないキーがあるかどうかをテストします。
  • Stuck Key Test

  • キーボードの内部マイクロコードとキーボードコントローラチップの外部インタフェースをチェックし、キー信号が繰り返されていないかどうかをテストします。
 


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Mouseテストグループ (Mouse Test Group)

Mouse テストグループは、マウスコントローラの機能(タッチパッドや外付けマウスの操作に合わせて画面上のカーソルを移動させる能力)とタッチパッドやマウスのボタンの動作をテストします。
 
 

いつMouseテストを実行するか

タッチパッドやマウスに関する問題にはRAMが原因のものとタッチパッドやマウスの故障によるものがあります。タッチパッドやマウスに関する問題が発生する原因は主に、タッチパッドやマウスの機能を変更するようなプログラム上での設定変更、SidekickやProKeyなどのメモリ常駐型プログラム、およびドライバ(ソフトウェア)の破損の3つです。これらの可能性をすべて取り除いた後も、コンピュータが以下の状態の場合は、Mouseテストグループを実行してください。
  • タッチパッドまたはマウスのボタンを放してもボタンの機能が停止せず、ボタンが貼り付いたような状態になっている場合。
  • タッチパッドまたはマウスのボタンを押したときの反応が通常と異なっている場合。ボタンの接点が破損している可能性があります。
  • タッチパッドまたはマウスのボタンがまったく動作しない場合。
  • 画面上のカーソルの動きがタッチパッドやマウスの動きに対応しない場合。
 

Mouseテストグループのサブテスト

Mouseテストグループにはサブテストはありません。
 
 


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Diskette Drivesテストグループ (Diskette Drives Test Group)

Diskette Drivesテストグループのサブテストでは、すべての種類のディスケットドライブをテストすることができます。
 
メモ:Diskette Drivesテストグループを実行する前に、必ずモジュラーベイに 
CD-ROMドライブを取り付け、コンピュータの背面にあるパラレルコネクタにディスケットドライブを接続してください。パラレルコネクタにディスケットドライブを接続しておかないと、テストグループのサブテストが失敗してしまいます。
 
 

いつDiskette Drivesテストを実行するか

ディスケットドライブの問題は、ディスケット自体の問題のように見えることがあります。一方、パッケージに入ったディスケットに問題がある場合、そのディスケットを使用してテストを実行すると、ディスケットドライブが壊れているようなエラーメッセージが表示されることもあります。このような混乱が起こらないように、Diskette Drivesテストグループを実行するときは、異なるメーカーのディスケットを何枚か使用して、テストを数回実施することをお勧めします。

ディスケットドライブに関する問題のもう一つの原因は人的エラー、つまり間違ったコマンド入力によるものです(これは、通常シンタクスエラーと呼ばれます)。コマンドは、必ず正確に入力してください。

ディスケット自体のエラーやコマンド入力エラーがないことを確認した後も、コンピュータが以下の状態の場合は、Diskette Drivesテストグループを実行してください。

  • ディスケットの読み出し/書き込みができないことを知らせるエラーメッセージが表示された場合。
  • ディスケットが正しくフォーマットできない場合、またはフォーマットエラーメッセージが表示された場合。
  • ディスケット上のデータが破壊される場合、または失われてしまう場合。この問題は断続的に発生する場合があります。
 
 

Diskette Drivesテストグループのサブテスト

Diskette Drivesテストグループは、ディスケットドライブの機能をテストする以下の4つのサブテストから構成されています。
  • Change Line Test

  • ディスケットドライブコントローラのピンや、ディスケットドライブケーブルの損傷をチェックします。
  • Seek Test

  • ドライブがディスケットの特定のトラックを検索し、ドライブの読み出し/書き込みヘッドをすべてのトラック上に置く能力をチェックします。
  • Read Test

  • ドライブの読み出し/書き込みヘッドをディスケットの各シリンダに移動し、ディスケットのすべてのトラックからデータを正しく読み出すことができるかどうかを確認します。
  • Write Test

  • ドライブの読み出し/書き込みヘッドをディスケットの各シリンダに移動し、ディスケットのすべてのトラックに正しくデータを書き込むことができるかどうかを確認します。
 


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Hard-Disk Drives (Non-SCSI)テストグループ (Hard-Disk Drives (Non-SCSI) Test Group)

Hard-Disk Drives(Non-SCSI)テストグループのサブテストは、最大2台までのあらゆる容量のハードディスクドライブの機能をチェックできます。これらのサブテストは、ドライブのデータ保存能力と、ハードディスクドライブの読み出し/書き込み能力に影響を与えるハードディスクドライブコントローラの機能をチェックします。
 
 

いつHard-Disk Drives(Non-SCSI)テストを実行するか

オペレーティングシステムのコマンドを使用してハードディスクの空き領域を調べると、問題のある領域が表示されます。ほとんどのハードディスクには、小量の使用できない領域があり、ドライブは、このような領域をコンピュータが使用しないように、常に記録しています。使用できない領域がディスク全体の5%を超えないかぎり、ハードディスクドライブをテストする必要はありません。

コンピュータが以下の状態の場合は、Hard-Disk Drives(Non-SCSI)テストグループのサブテストを実行して、ハードディスクドライブをテストしてください。

  • 起動処理中にハードディスクドライブが動作しない場合。
  • オペレーティングシステムまたはアプリケーションプログラムがシークエラーを表示した場合。
  • ハードディスクの読み出し/書き込みができないことを知らせるエラーメッセージが表示された場合。
  • ハードディスク上のデータが破壊される場合、または失われてしまう場合。この問題は断続的に発生する場合があり、保存したファイルを呼び出せなくなります。
 
 

Hard-Disk Drives(Non-SCSI)テストグループのサブテスト

Hard-Disk Drives(Non-SCSI)テストグループは、ハードディスクドライブの機能をテストする以下の5つのサブテストから構成されています。
  • Disk Controller Test

  • ハードディスクドライブコントローラの内部マイクロコードをチェックします。
  • Forced Error-Correction-Code Test

  • ハードディスクドライブがエラーを識別し修正する能力をチェックします。
  • Seek Test

  • ドライブが特定のトラックを検索し、ドライブの読み出し/書き込みヘッドをすべてのトラック上に置く能力をチェックします。
  • Read Test

  • ドライブの読み出し/書き込みヘッドをそれぞれのシリンダに移動し、すべてのトラックからデータを正しく読み出すことができるかどうかを確認します。
  • Write Test

  • ドライブの読み出し/書き込みヘッドをそれぞれのシリンダに移動し、すべてのトラックに正しくデータを書き込むことができるかどうかを確認します。
 


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IDE CD-ROM Drivesテストグループ (IDE CD-ROM Drives Test Group)

IDE CD-ROM Drivesテストグループのサブテストは、IDEインタフェースを使用する
CD-ROMドライブの機能をチェックします。IDE CD-ROM Drivesテストおこなう前に、必ずオーディオトラックとデータが記録されているCD(マルチメディアCDなど)をCD-ROMドライブに挿入しておいてください。
 
メモ:Audio Output Testでは、オーディオトラック付きのCDが必要です。また、その他のサブテストではすべて、データトラック付きCDが必要です。データトラックやオーディオトラックのないCDがCD-ROMに挿入されていると、サブテストが失敗してしまいます。
 
 

いつIDE CD-ROM Drivesテストを実行するか

CDに保存されているアプリケーションプログラムの使用中に問題が発生した場合は、ディスクまたはドライブに原因があると考えられます。問題が発生したときは、まず別のCDを使用してみてください。それでも問題が解決しない場合は、IDE CD-ROM Drivesテストグループを実行してください。

コンピュータが以下の状態の場合は、IDE CD-ROM Drivesテストグループのサブテストを実行する必要があります。

  • オペレーティングシステムまたはアプリケーションプログラムがシークエラーを表示した場合。
  • IDE CD-ROMドライブからの読み出しができないことを知らせるエラーメッセージが表示された場合。
 

IDE CD-ROM Drivesテストグループのサブテスト

IDE CD-ROM Drivesテストグループは、ドライブ機能をチェックする以下の5つのサブテストから構成されています。
  • Drive Controller Test

  • ドライブの内部セルフテストを起動します。
  • Seek Test

  • ドライブがそれぞれのブロックを検索する能力をチェックします。
  • Read Test

  • ドライブの読み出しヘッドをそれぞれのブロックに移動し、すべてのブロックからデータを正しく読み出すことができるかどうかを確認します。
  • Audio Output Test

  • オーディオデータの最初のブロックを演奏します。注意して聴き、正しく演奏されているかどうかを確認してください。
 
メモ:IDE CD-ROM Drivesテストグループを選択しただけでは、Audio Output Testは実行されません。このサブテストを実行するには、個別に選択しなければなりません。
 
  • Eject Removable Media

  • CD-ROMドライブがCDをイジェクトする能力をチェックします。
 


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Serial/Infrared Portsテストグループ (Serial/Infrared Ports Test Group)

Serial/Infrared Portsテストグループのサブテストは、コンピュータに内蔵されている赤外線ポートと周辺機器(赤外線ポートを使用するプリンタなど)とのインタフェースをチェックします。これらのサブテストは、それぞれのポートに接続されている装置のテストはおこないません。
 
 

いつSerial/Infrared Portsテストを実行するか

多くの場合、問題の原因が周辺機器なのか、またはポートなのかを見分けるのは困難です。どちらに問題がある場合も、周辺機器は正しく動作しません。ハードウェアをチェックするSerial/Infrared Portsテストグループのサブテストを実行する前に、IRポートの問題の原因になる不正なシステム設定情報、周辺機器の故障、ソフトウェアのエラーなどがないか確認してください。

診断プログラムがシリアルポートや赤外線ポートを認識しないときは、セットアップユーティリティを起動して、Serial PortまたはInfrared Data PortがOffになっていないかどうかを確認します(第2章「システムのセットアップ」を参照)。Serial/Infrared PortsテストグループはシリアルポートがOffになっていると、テストできません。

セットアップ情報の間違い、周辺機器自体の誤動作およびソフトウェアエラーという、ポートでの問題を引き起こす可能性のある3つの原因を取り除いた後も、コンピュータが以下の状態の場合は、Serial/Infrared Portsテストグループを実行してコンピュータのハードウェアをテストしてください。

次のような症状が出た場合にも、周辺機器の故障またはソフトウェアのエラーが起きているか、またはポートに問題がある可能性があります。

  • 周辺機器が動作/動作停止を繰り返す場合、または断続的にエラーを表示する場合。ポートに問題がある可能性があります。
  • ポートに接続されている周辺機器に関連するエラーメッセージが表示され、周辺機器の補修後もエラーが引き続き表示される場合。Serial/Infrared Portsテストグループ内の対応するサブテストを実行してください。
 

Serial Infrared Portsテストグループのサブテスト

Serial/Infrared Portsテストグループは、シリアルポートと赤外線ポートの機能をチェックする以下のサブテストから構成されています。
  • Serial/Infrared Baud Rate Test

  • システムの時計に対して、各シリアル通信チップ内のボーレートジェネレータをチェックします。
  • Serial/Infrared Interrupt Test

  • ポートがプロセッサにIRQを送る能力をチェックします。
  • Serial/Infrared Internal Transmission Test

  • シリアルコミュニケーションチップの内部ループバックモードを使用して、シリアルポートのいくつかの内部機能をチェックします。
  • Serial External Transmission Test

  • 外付けループバック周辺機器が取り付けられているときは、シリアルポートのライン制御ビットをチェックし、いくつかのボーレートでテストパターンを送信して戻ってきた値をチェックします。
 


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Parallel Portsテストグループ (Parallel Ports Test Group)

Parallel Portsテストグループのサブテストは、パラレルポートを使用するプリンタなどの周辺機器とコンピュータとのインタフェースをチェックします。これらのサブテストは、それぞれのポートに接続されている周辺機器のテストはおこないません。
 
 

いつParallel Portsテストを実行するか

診断プログラムがパラレルポートを認識しないときは、セットアップユーティリティのParallel Modeを起動して、パラレルポートがOffになっていないかどうかを確認します(第2章「システムのセットアップ」を参照)。Parallel PortsテストグループはパラレルポートがOffになっていると、テストできません。

ポートに問題があっても、ポートやポートに接続されているデバイスに問題が発生するとは限りません。プリンタなどの周辺機器が誤動作したり、まったく動作しなくなったりすることもあります。また、ソフトウェア上で外付けデバイスが正しく設定されていない場合も、周辺機器は正しく動作しなくなります。その場合は、別のプログラムやオペレーティングシステムから周辺機器を起動させてみてください。それでも問題が発生する場合は、問題の原因がソフトウェアの設定以外にあることになります。

エラーの原因は周辺機器本体にある場合もあります。周辺機器に付属のマニュアルを参照して周辺機器をテストし、正しく動作していることを確認してください(ほとんどのプリンタには自己テスト機能があります)。

セットアップ情報の間違い、周辺機器自体の故障およびソフトウェアエラーというポートでの問題を引き起こす可能性のある3つの原因を取り除いた後も、引き続きコンピュータが以下の状態の場合は、Parallel Portsテストグループを実行してコンピュータのハードウェアをテストしてください。

  • 周辺機器が動作/動作停止を繰り返す場合、または断続的にエラーを表示する場合。ポートに問題がある可能性があります。
  • ポートに接続されている周辺機器に関連するエラーメッセージが表示され、周辺機器の補修後もエラーが引き続き表示される場合。Parallel Portsテストグループ内の対応するサブテストを実行してください。
  • ソフトウェアや診断プログラムがパラレルポートを認識しない場合は、DellコントロールセンターのI/OポートアイコンまたはセットアップユーティリティのParallel Mode項目を起動して、パラレルポートが動作停止になっていないかどうかを確認した後、必要に応じてParallel Portsテストグループのサブテストを実行してください。
 

Parallel Portsテストグループのサブテスト

Parallel Portsテストグループは、パラレルポートの機能をチェックする以下の4つのサブテストから構成されています。
  • Parallel Internal Test

  • パラレルポートのいくつかの内部機能をチェックします。
  • Parallel External Loopback Test

  • 外付けループバックコネクタがある場合、コネクタを通してコントロールラインの機能をテストします。
  • Parallel External Interrupt Test

  • 外付けループバックコネクタがある場合、ポートに接続されたすべての周辺機器からポートが割り込み信号を送る能力をテストします。
  • Parallel Printer Pattern Test

  • パラレルポートがデータを保持し、プリンタからテキストを印刷できるかどうかをテストします。また、すべての周辺機器からポートが割り込み信号を送る能力をテストします。
 


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SCSI Devicesテストグループ (SCSI Devices Test Group)

SCSI Devicesテストグループのサブテストは、 C/Port拡張ユニットに内蔵されているSCSIコントローラと、そのどちらかに接続されているすべてのSCSIデバイスをテストします。このテストは、コンピュータが拡張ユニットに接続されているときだけ実行されます。
 
メモ:外付けのSCSI CD-ROMドライブに対してSCSI Devicesテストグループを実行する場合は、オーディオとデータが記録されているCD(マルチメディアCD)をドライブに挿入しておかなければなりません。Audio Output Testではオーディオデータが使用され、その他のサブテストでは、通常のデータが使用されます。CDが挿入されていない場合や、CD上にオーディオデータと通常のデータの両方が記録されていない場合は、テストはエラーになります。
 
 

いつSCSI Devicesテストを実行するか

オペレーティングシステムのコマンドを使用してSCSIハードディスクの空き領域を調べると、問題のある領域が表示されます。ほとんどのハードディスクには使用できない領域があり、ドライブはこのような領域をコンピュータが使用しないように、常に記録しています。使用できない領域がディスク全体の5%を超えない限り、ハードディスクドライブをテストする必要はありません。

コンピュータが以下の状態の場合は、SCSI Devicesテストグループのサブテストを実行する必要があります。

  • 起動処理中にSCSIハードディスクドライブが動作しない場合。
  • オペレーティングシステムまたはアプリケーションプログラムがシークエラーを表示した場合。
  • SCSIデバイスからの読み出し/書き込みができないことを知らせるエラーメッセージが表示された場合。
  • SCSIデバイス上のデータが破壊される場合、または失われてしまう場合。この問題は断続的に発生する場合があり、保存したファイルを呼び出せなくなります。
 

SCSI Devicesテストグループのサブテスト

SCSI Devicesテストグループは、コントローラとドライブの機能をチェックする以下の7つのサブテストから構成されています。
  • Internal Diagnostic Test

  • SCSIデバイスの内部セルフテストを起動します。
  • Seek Test

  • ドライブがデバイスの特定のトラックを検索し、ドライブの読み出し/書き込みヘッドをすべてのトラック上に置く能力をチェックします。
  • Read Test

  • ドライブの読み出し/書き込みヘッドをデバイスの各シリンダに移動し、すべてのトラックからデータを正しく読み出すことができるかどうかをチェックします。
  • Write Test

  • ドライブの読み出し/書き込みヘッドをデバイスの各シリンダに移動し、すべてのトラックにデータを正しく書き込むことができるかどうかをチェックします。
  • Audio Output Test

  • オーディオデータの最初のブロックを演奏します。注意して聴き、正しく演奏されているかどうかをチェックします。
 
メモ:SCSI Devicesテストグループを選択しただけでは、Audio Output Testは実行されません。このサブテストを実行するには、個別に選択しなければなりません。
 
  • Eject Removable Media Test

  • CD-ROMドライブがCDをイジェクトする能力をチェックします。
  • Display Information Test

  • 拡張デバイスに内蔵のSCSIコントローラおよびSCSIコントローラに割り当てられているリソースに関する情報と、拡張ユニットに接続されているデバイスの一覧を表示します。
 


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Network Interfaceテストグループ (Network Interface Test Group)

Network Interfaceテストグループのサブテストは、 C/Port拡張ユニットに内蔵されているネットワークインタフェースコントローラの基本的な機能をチェックします。レジスタへの読み出しや書き込み能力、内部転送能力などのコントローラの内部機能をテストします。これらのテストは、コンピュータが拡張ユニットに接続されているときだけ実行されます。
 
 

いつNetwork Interfaceテストを実行するか

Network Interfaceテストグループは、コンピュータに拡張ユニットを接続してネットワーク環境で使用している際に起きた問題をテストするのに役立ちます。ネットワークの問題は、主に以下のような原因により発生します。
  • ネットワーク接続に問題がある。
  • ネットワークコントローラが故障している。
  • IRQの設定が他のデバイスと重複している。
  • ソフトウェアの設定が間違っている。
ネットワーク環境で動作中に問題が起きた場合は、まず、ネットワークの接続を調べます。正しく接続されている場合は、Network Interfaceテストグループを実行して、ネットワークインタフェースコントローラの機能をテストしてください。テストを繰り返すことによって、断続的に発生する問題を見つけることができます。
 
 

Network Interfaceテストグループのサブテスト

Network Interfaceテストグループは、コントローラの機能をチェックする以下の4つのサブテストから構成されています。
  • Registers Test

  • コントローラ内部のレジスタに書き込んだパターンを読み出して、レジスタの機能をテストします。
  • Loopback Test

  • 様々なループバックモードでのデータ転送能力をテストします。
  • Shared RAM Test

  • メモリマップ共有RAMを搭載しているコントローラのメモリテストをおこないます。先入れ先出し(FIFO)共有RAMを搭載しているコントローラでは、すべての位置にデータパターンを書き出し、もう一度そのパターンを読み込んで操作を検証します。コントローラによっては、Shared RAM Testを実行できない場合もあります。
  • Display Information Test

  • 拡張ユニット内蔵のネットワークコントローラに割り当てられているリソースに関する情報(LANでのデータのやり取りに必要なネットワークアドレスとIRQレベル)を画面に表示します。この画面で、他の周辺機器とIRQの設定が重複していないかどうかを確認してください。
 


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Audioテストグループ (Audio Test Group)

Audioテストグループのサブテストは、オーディオコントローラの機能とコンピュータの録音再生機能をチェックします。
 
 

いつAudioテストを実行するか

内蔵のスピーカーから設定されたとおりに音が出ない場合、オペレーティングシステムまたはサウンドアプリケーションが、コンピュータのオーディオコントローラの設定と異なるリソースを使用している可能性があります。音が出ない場合には、まずオペレーティングシステムとサウンドアプリケーションのマニュアルを参照して、サウンド機能が正しく設定されているかどうかを確認してください。オーディオコントローラのデフォルトは以下のとおりです。
  • DMAチャンネル: 1
  • IRQライン: 5
  • ポートアドレス: 220h
必要に応じて、オペレーティングシステムまたはサウンドアプリケーションでのリソース設定をオーディオコントローラのデフォルトに合わせてください。

設定を合わせた後も、引き続き設定されたとおりに音が出ない場合は、Audioテストグループを実行してください。
 
メモ:Audioテストグループを実行する前に、内蔵スピーカーを使用してスピーカーのボリュームがミュートされていないことを確認してください。
 
 

Audioテストグループのサブテスト

Audioテストグループは、以下の6つのサブテストから構成されています。
  • Software Reset Test

  • システムに有効なオーディオコントローラが取り付けられているかどうかをチェックします。
  • Interrupt Test

  • オーディオコントローラが設定されたとおりのIRQラインに割り込みをおこなっているかどうかをチェックします。
  • DMA Test

  • システムのチップセットに、DMAチャンネルが存在するかどうかをテストし、DMAコントローラとオーディオコントローラが信号をやり取りできているかどうかをチェックします。
  • FM Sound Playback Test

  • システムがサウンドを合成し、内蔵スピーカーから再生できるかどうかをチェックします。
  • Analog Sound Playback Test

  • システムがサンプリングサウンドを内蔵スピーカーから再生できるかどうかを確認します。
  • Record and Playback Test

  • オーディオコントローラが内蔵マイクから音声をサンプリングし、内部スピーカーから再生できるかどうかを確認します。
最後の3種類のテストは対話形式でおこなわれます。FM Sound Playback TestとAnalog Sound Playback Testは、一連の音が内蔵スピーカーから再生されます。音が聞こえたかどうかを尋ねるメッセージが表示されるので、音が聞こえた場合はyを、聞こえなかった場合はnを入力してください。

Record and Playback Testはコンピュータの内蔵マイクとスピーカーもテストします。指示が表示されたら、内蔵キーボードのいずれかのキーを押して、あなたのお名前を言ってください。
 
メモ:キーを押したら、すぐにお名前を言ってください。
再度指示が表示された後、内蔵キーボードのいずれかのキーを押すと、内蔵スピーカーからあなたの声が再生されます。声が聞こえた場合はyを、聞こえなかった場合はnを押してください。nを押すと、 再度Record and Playback Testをおこなうかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。再度テストをおこなう場合はyを、おこなわない場合はnを押してください(たとえば、最初にキーを押し、名前を言う前にテストが始まってしまったときなどは、yを押してもう一度テストをおこなってください)。
 
 


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その他のテストグループ

その他のテストグループには、Fan Control Testがあり、ファン機能をチェックします。ファンは、コンピュータ上の通気孔を使って、自動温度管理システムとして動作します。
 


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