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セットアップユーティリティの使い方: Dell PowerEdge SC440 システム オーナーズマニュアル

メモ、注意および警告

セットアップユーティリティの使い方

Dell™ PowerEdge™ SC440 システム オーナーズマニュアル

  セットアップユーティリティの起動

  セットアップユーティリティの操作

  セットアップユーティリティの終了

  セットアップユーティリティのオプション

  パスワード機能


システムのセットアップを完了したら、セットアップユーティリティを起動して、システム設定およびオプション設定を確認します。表示された情報を将来の参考のために記録しておきます。

セットアップユーティリティは、次のような場合に使用します。

  • ハードウェアを追加、変更、または取り外した後に、NVRAM に保存されたシステム設定を変更する。

  • 時刻や日付などのユーザーが選択可能なオプションを設定または変更する。

  • 内蔵デバイスの有効 / 無効を切り替える。

  • 取り付けたハードウェアと設定との間の不一致を修正する。


セットアップユーティリティの起動

セットアップ中の起動

  1. システムの電源を入れるか、再起動します。

  2. 次のメッセージが表示されたら、ただちに <F2> を押します。

<F2> = System Setup

<F2> を押す前に OS のロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システムを再起動し、この手順を実行してください。

メモ: システムシャットダウンの正しい順序を確認するには、OS に付属のマニュアルを参照してください。

エラーメッセージへの対応

特定のエラーメッセージに対応することによって、セットアップユーティリティを起動できます。システムの起動中にエラーメッセージが表示された場合は、メッセージをメモしてください。セットアップユーティリティを起動する前に、システムメッセージ でメッセージとエラーの修正方法に関する説明を参照してください。

メモ:メモリのアップグレード後、最初にシステムを起動する際に、システムメッセージが表示されるのは正常です。

セットアップユーティリティの操作

表 2-1 に、セットアップユーティリティ画面で情報の表示や変更、プログラムの終了などに使用するキーの一覧を示します。

表 2-1.  セットアップユーティリティの操作キー 

キー

対応処置

上下矢印キー

前または次のフィールドに移動します。

左右矢印キー

フィールド内を左右に移動します。

<+> および <-> キー

サブメニューを開くか、または閉じます。

<Enter>

オプション内容の表示や修正、変更した設定の確認、オプションメニューにカーソルを戻すなどの操作に使用します。

<Esc>

オプションを修正せずにオプションメニューにカーソルを戻す、またはセットアップユーティリティのExit(終了)画面を開くなどの操作に使用します。

メモ:ほとんどのオプションでは、変更内容は自動的に記録されますが、システムを再起動するまでは有効になりません。

セットアップユーティリティの終了

BIOS を変更せずに <Esc> を押してセットアップユーティリティを終了しようとすると、Exit(終了)画面に次のオプションが表示されます。

  • Remain in Setup(セットアップを続行)

  • Exit(終了)

BIOS を変更してから <Esc> を押してセットアップユーティリティを終了しようとすると、Exit(終了)画面に次のオプションが表示されます。

  • Remain in Setup(セットアップを続行)

  • Save/Exit(変更を保存して終了)

  • Discard/Exit(変更を破棄して終了)


セットアップユーティリティのオプション

Main(メイン)画面

図 2-1 に Main(メイン)画面の例を示します。

図 2-1.  セットアップユーティリティの Main(メイン)画面

表 2-2 から表 2-9 には、セットアップユーティリティの Main(メイン)画面に表示される各グループの情報フィールドのオプションとその説明を示します。

メモ:必要に応じて、セットアップユーティリティのデフォルト設定をそれぞれのオプションの下に示します。

表 2-2.  システムオプション 

オプション

説明

システム情報

System(システム)名、BIOS Version(BIOS のバージョン)番号、BIOS Date(BIOS の日付)、Service Tag, Express Service Code(サービスタグ、エクスプレスサービスコード)、および Asset Tag を表示します。

Processor Info(プロセッサ情報)

システムに搭載されたプロセッサについて、次の情報を表示します。Processor Type(種類)、Processor Clock Speed(クロック速度)、Processor Bus Speed(バス速度)、Processor Cache Size, Processor ID (キャッシュサイズ、ID 番号)、Multiple Core Capable(マルチコア対応)かどうか、Hyperthreading Capable(ハイパースレッディング対応)かどうか、 64-bit Technology(64 ビットテクノロジ)を搭載しているかどうか。

Memory Info(メモリ情報)

Installed Memory(搭載メモリ)の容量、Memory Speed(速度)、Memory Channel Mode(チャネルモード)、および Memory Technology(メモリテクノロジ)の説明を表示します。このオプションでは、メモリのサイズ、種類、メモリモジュールが ECC 対応かどうか、シングルランクかデュアルランクか、および各 DIMM ソケットの構成を説明する表も表示されます。

PCI Info(PCI 情報)

PCI スロットに挿入されているカードの種類を表示します(該当する場合)。

Date/Time(日時)

システム内部の日付と時刻をリセットします。

Boot Sequence(起動順序)

(デフォルトは Diskette drive(ディスケットドライブ))

システム起動時にシステムが起動デバイスを検索する順番を指定します。指定可能なオプションは、ディスケットドライブ、CD ドライブ、ハードドライブ、および USB デバイスです。

表 2-3.  ドライブのオプション 

オプション

説明

Diskette Drive(ディスケットドライブ)

(デフォルトは Internal(内蔵))

内蔵ディスケットドライブについて、有効 / 無効の切り替えと、読み出し許可の設定を行います。Off(オフ)に設定すると、ディスケットドライブがすべて無効になります。USB に設定すると、内蔵ディスケットドライブが無効になり、USB ドライブが有効になります(USB コントローラが有効で USB ドライブが接続されている場合)。Internal(内蔵)で内蔵ディスケットドライブが有効になります。Read Only(読み取り専用)に設定すると、内蔵ドライブコントローラが有効になり、内蔵ディスケットドライブの読み出し専用操作が許可されます。

メモ:ディスケットドライブはオプションなので、お使いのシステムには取り付けられていない場合もあります。

SATA0-3

ハードドライブ、CD ドライブ、または DVD ドライブなどのシリアル ATA(SATA)デバイスの有効 / 無効を切り替えます。Off(オフ)に設定すると、インタフェースが無効になり、デバイスが使用できなくなります。On(オン)に設定すると、インタフェースが有効になり、デバイスが使用できるようになります。

Controller(コントローラ)の種類、ドライブが使用している Port(ポート)番号、Drive ID(ドライブ ID)番号、Capacity(容量)、ドライブが BIOS で制御されているかどうか、および Link Speed(リンク速度)を表示します。

PATA0-1

ハードドライブまたは IDE ドライブなどのパラレル ATA デバイスの有効 / 無効を切り替えます。Off(オフ)に設定すると、インタフェースが無効になり、デバイスが使用できなくなります。On(オン)に設定すると、インタフェースが有効になり、デバイスが使用できるようになります。

Controller(コントローラ)の種類、ドライブが使用している Port(ポート)番号、Drive ID(ドライブ ID)番号、Capacity(容量)、ドライブが BIOS で制御されているかどうか、および Link Speed(リンク速度)を表示します。

SMART Reporting(SMART 報告)

(デフォルトは Off(オフ))

システムの起動時に内蔵ハードドライブのエラーを報告するかどうかを決定します。Off(オフ)に設定するとエラーを報告しません。On(オン)に設定するとエラーを報告します。

表 2-4.  内蔵デバイスのオプション 

オプション

説明

Integrated NIC(オンボード NIC)

(デフォルトは On(オン))

内蔵ネットワークインタフェースコントローラ(NIC)の有効 / 無効を切り替えます。Off(オフ)に設定するとコントローラは無効になります。On(オン)に設定するとコントローラは有効になります。On w/PXE では PXE によりコントローラが有効になります。On w/RPL では RPL によりコントローラが有効になります。

メモ:PXE または RPL は、別のシステムで OS を起動させる場合にのみ必要です。このシステムのハードドライブから OS を起動する場合は必要ありません。

USB Controller(USB コントローラ)

(デフォルトは On(オン))

内蔵 USB コントローラの 有効 / 無効を切り替えます。Off(オフ)に設定するとコントローラは無効になります。On(オン)に設定するとコントローラは有効になります。No Boot(ブートなし)では、コントローラは有効になりますが、USB デバイスからの起動はできません。

メモ:USB をサポートする OS では、No Boot(ブートなし)に設定しても USB ストレージデバイスが認識されます。

Front USB Ports(前面 USB ポート)

(デフォルトは On(オン))

前面 USB ポートの有効 / 無効を背面ポートとは無関係に切り替えます。Off(オフ)に設定するとコントローラは無効になります。On(オン)に設定するとコントローラは有効になります。No Boot(ブートなし)では、コントローラは有効になりますが、USB デバイスからの起動はできません。

メモ:USB をサポートする OS では、No Boot(ブートなし)に設定しても USB ストレージデバイスが認識されます。

Serial Port #1(シリアルポート #1)

(デフォルトは Auto(自動))

Serial Port 1(シリアルポート 1)のオプションは、COM1COM3Auto(自動)、および Off(オフ)です。

シリアルポート 1 を Auto(自動)に設定すると、内蔵ポートは次に利用できるポートを自動的にマップします。シリアルポート 1 では、最初に COM1 を、次に COM3 の使用を試みます。どちらのアドレスも特定のポートに対して使用中である場合、そのポートは無効です。シリアルポートを COM1 に設定すると、内蔵ポートは IRQ4 で 3F8h に設定されます。シリアルポートを COM3 に設定すると、内蔵ポートは IRQ4 で 3E8h に設定されます。

シリアルポートを Auto(自動)に設定し、拡張カードを追加してポートを同じ指定先に設定した場合、システムでは内蔵ポートが同じ IRQ 設定を共有する次の利用可能なポートに指定されるように自動的に再マップします。

表 2-5.  パフォーマンスのオプション 

オプション

説明

Hyper-Threading(ハイパースレッディング)

(デフォルトは On(オン))

物理プロセッサを 1 つまたは 2 つの論理プロセッサとして表示するかどうかを決めます。アプリケーションによっては、論理プロセッサの数を増やすと性能が向上します。On(オン)ではハイパースレッディングが有効になります。Off(オフ)ではハイパースレッディングが無効になります。

Multiple CPU Core(マルチ CPU コア)

(デフォルトは On(オン))

プロセッサがマルチコアを搭載している場合に、有効なコアを 1 個にするか 2 個にするかを指定します。アプリケーションによっては、コアを追加することで性能が向上します。Off(オフ)でマルチ CPU コアテクノロジが無効になります。On(オン)でマルチ CPU コアテクノロジが有効になります。

Limit CPUID(CPUID の制限)

プロセッサ標準の CPUID 機能によってサポートされる最大値を制限します。CPUID の最大値が 3 を超えると、一部の OS はインストールが正常に完了しません。

Speed Step

(デフォルトは Off(オフ))

プロセッサが Enhanced Speed Step テクノロジに対応している場合は、この機能の Off(オフ)/On(オン)を切り替えることができます。

注意:Speed Step オプションを有効にする前に、OS も Enhanced Speed Step テクノロジに対応していることを確認してください。未対応の OS 上でこの機能を有効にすると、予期せぬ結果が生じることがあります。サポートされている機能については、OS のマニュアルで確認してください。

HDD Acoustic Mode(HDD アコースティックモード)

(デフォルトは Performance(パフォーマンス))

IDE ドライブのパフォーマンスと騒音レベルをユーザーの好みに応じて設定できます。Bypass(バイパス)は古いタイプのドライブ用です。Quiet(静粛)に設定すると、ドライブの動作が遅くなり、騒音レベルが下がります。Suggested(推奨)に設定すると、メーカーの推奨モードで動作します。Performance(パフォーマンス)に設定すると、パフォーマンスは向上しますが、騒音レベルも上がります。

表 2-6.  セキュリティオプション 

オプション

説明

Unlock Setup(セットアップのロック解除)

管理者パスワードを設定していない場合は、このオプションは表示されません。管理者パスワードを設定している場合は、システムパスワードの現在のステータスが表示されます。管理者パスワードを入力すると、セットアップのロックが一時的に解除されます。

Admin Password(管理者パスワード)

(デフォルトは Not Set(未設定))

セットアップユーティリティのパスワードセキュリティ機能の現在の状態が表示され、ここで新しい管理者パスワードの確認と設定が行えます。

メモ:セットアップパスワードの設定、および既存のセットアップパスワードの使用または変更の手順については、管理者パスワードの使い方 を参照してください。

System Password(システムパスワード)

(デフォルトは Not Set(未設定))

システムのパスワードセキュリティ機能の現在の状態が表示され、ここで新しいシステムパスワードの確認と設定が行えます。

メモ:システムパスワードの設定、および既存のシステムパスワードの使用または変更の手順については、システムパスワードの使い方 を参照してください。

Password Changes(パスワード変更)

(デフォルトは Unlocked(ロック解除))

System(システム)パスワードと Admin(管理者)パスワードの相互関係を決めます。Locked(ロック)では、有効な System(システム)パスワードを持つユーザーによる System(システム)パスワードの変更が禁止されます。Unlocked(ロック解除)では、有効な System(システム)パスワードを持つユーザーによる System(システム)パスワードの変更が許可されます。

Chassis Intrusion(シャーシイルトルージョン)

(デフォルトは On-Silent(オン、サイレント))

シャーシイントルージョン検出機能の有効 / 無効を切り替えます。On-Silent(オン、サイレント)に設定すると、シャーシイントルージョンは検出されますが、システム起動時に警告メッセージは報告されません。On(オン)に設定すると、シャーシカバーが開けられた際、このフィールドに DETECTED(検知されました)と表示されます。いずれかの編集キーを押すと、このメッセージを確認したことになり、今後のセキュリティ違反を検出する機能が有効になります。Off(オフ)に設定すると、シャーシイントルージョン検出機能が無効になります。

Intrusion Alert(イルトルージョン警告)

侵入が検知された場合は、<Enter> キーを押してこのメッセージを確認し、今後のセキュリティ違反を検出する機能を有効にします。

Execute Disable(不正コード実行防止)

(デフォルトは On(オン))

Execute Disable(不正コード実行防止)によるメモリ保護機能の On(オン)/ Off(オフ)を切り替えます。

表 2-7.  電力の管理オプション 

オプション

説明

AC Recovery(AC リカバリ)

(デフォルトは Last(前回))

停電後の AC 電源投入時にシステムがどのように対応するかを決めます。Off(オフ)では、電源投入時にシステムがオフのままになります。システム電源をオンにするには、前面パネルの電源ボタンを押す必要があります。On(オン)では、電源投入時にシステムがオンになります。Last(前回)に設定すると、前回の電源遮断時のシステム電源の設定状態に戻ります。

Auto Power On(自動電源オン)

(デフォルトは Off(オフ))

Auto Power Time(自動電源投入時刻)設定によってシステムの電源が自動的にオンになるタイミングを決めます。Off(オフ)に設定すると、Auto Power Time(自動電源投入時刻)機能は使用されません。Everyday(毎日)に設定すると、Auto Power Time(自動電源投入時刻)で設定された時刻に毎日システムの電源がオンになります。Weekdays(月~金)では、Auto Power Time(自動電源投入時刻)で設定された時刻に月曜から金曜までシステムの電源がオンになります。

Auto Power Time(自動電源投入時刻)

システムの電源をオンにする時刻を決めます。

Low Power Mode(節電モード)

(デフォルトは Off(オフ))

On(オン)に設定すると、大部分のハードウェアの電源が切れて電力が節約されます。Off(オフ)に設定すると、一部のハードウェアだけの電源が切れるので、節電効果は小さくなります。

メモ:このオプションを On(オン)にした場合は、システムが Hibernate(休止状態)または Off(オフ)の状態になると、内蔵 NIC が無効になります。この場合は、アドイン NIC だけがシステムをリモートで復帰させることができます。

Remote Wake Up(リモートウェイクアップ)

(デフォルトは Off(オフ))

Suspend(サスペンド)、Hibernate(休止状態)、または Off(オフ)の各モードからリモートで電源をオンにする方法を選択します。Off(オフ)に設定すると、NIC によるシステムの復帰が無効になります。On(オン)に設定すると、NIC によるシステムの復帰が有効になります。On w/ Boot to NIC に設定すると、NIC によるシステムの復帰とネットワークからの起動が有効になります。

メモ:Remote Wake Up(リモートウェイクアップ)を実行する場合は、あらかじめ Low Power Mode(節電モード)を Off(オフ)に設定しておく必要があります。

表 2-8.  メンテナンスのオプション 

オプション

説明

Service Tag(サービスタグ)

システムのサービスタグを表示します。サービスタグが壊れている場合、セットアップユーティリティを起動すると正しいサービスタグの入力が求められます。

SERR Message(SERR メッセージ)

SERR メッセージメカニズムを制御します。デフォルトでは、この機能は On(オン)になっています。

メモ:グラフィックカードの中には、SERR メッセージメカニズムを無効にしておく必要があるものもあります。

デフォルト設定のロード

セットアップユーティリティのオプションをすべて工場出荷時の設定に復元できます。

Event Log(イベントログ)

Event Log(イベントログ)を表示することができます。エントリは、確認済みには R未確認には U のマークが付きます。Mark All Entries Read(すべてのエントリを確認済みにする)を選択すると、すべてのエントリの左に R が付きます。Clear Log(ログのクリア)を選択すると、Event Log(イベントログ)がクリアされます。

表 2-9.  POST 動作のオプション 

オプション

説明

Fast Boot(高速起動)

(デフォルトは On(オン))

この機能を有効にすると、互換性チェックに関するいくつかの手順を省いて、システムの起動時間を短縮できます。Off(オフ)に設定すると、システム起動時にすべての手順が実行されます。On(オン)に設定すると、システムがより迅速に起動します。

Numlock Key(Numlock キー)

(デフォルトは On(オン))

キーボード右側の数値キーパッドの機能を決めます。Off(オフ)に設定すると、数値キーパッドのキーが方向キーとして機能します。On(オン)に設定すると、数値キーパッドのキーは数値キーとして機能します。

POST Hotkeys(POST ホットキー)

(デフォルトは Setup and Boot Menu(セットアップ & 起動メニュー))

サインオン画面で Setup(セットアップ)ユーティリティを起動するためのキー操作、および Quickboot(クイックブート)機能を使用するためのキー操作を表示するかどうかを選択します。Setup & Boot Menu(セットアップ & 起動メニュー)に設定すると、両方のメッセージ (F2=Setup および F11=Boot Menu)が表示されます。Setup(セットアップ)を選択すると、セットアップのメッセージ(F2=Setup)だけが表示されます。Boot Menu(起動メニュー)を選択すると、Quickboot(クイックブート)メッセージ(F11=Boot Menu)だけが表示されます。None(なし)に設定すると、メッセージが何も表示されません。

Keyboard Errors(キーボードエラー)

(デフォルトは Report(報告する))

Report(報告する)に設定すると、POST 実行時にエラーが検出された場合、BIOS によってエラーメッセージが表示され、続行するには <F1> を、セットアップユーティリティを起動するには <F2> を押すように求められます。

Do Not Report(報告しない)に設定すると、POST 実行時にエラーが検出された場合、BIOS によってエラーメッセージが表示され、そのままシステムの起動が続行されます。

メモ:検出されたエラーの種類(CPU や PCI ファンの故障など)によってはエラーメッセージが表示され、続行するには <F1> を、Setup Menu(セットアップメニュー)を表示するには <F2> を押すよう指示されます。


パスワード機能

注意:パスワード機能は、システム内のデータに対して基本的なセキュリティを提供します。より強固なセキュリティが必要なデータについては、データ暗号化プログラムなどの保護機能を別途使用してください。
注意:システムパスワードを設定せずに動作中のシステムから離れたり、システムをロックせずに放置したりした場合、第三者がジャンパの設定を変更して、パスワード機能を無効にすることができます。この結果、誰でもシステムに保存された情報にアクセスできるようになります。

お使いのシステムは、出荷時にはシステムパスワード機能が有効になっていません。システムのセキュリティが必要な場合は、システムパスワード保護機能を有効にしてシステムを操作してください。

既存のパスワードを変更したり削除したりするには、そのパスワードを事前に知っておく必要があります(既存のシステムパスワードの削除 を参照)。パスワードを忘れると、トレーニングを受けたサービス技術者がパスワードジャンパの設定を変更してパスワードを無効にし、既存のパスワードを消去するまで、システムを操作したり、セットアップユーティリティの設定を変更したりすることはできません。この手順は忘れてしまったパスワードの無効化 に記載されています。

システムパスワードの使い方

システムパスワードを設定すると、パスワードを知っているユーザーでなければ、システムの全機能を使用することはできません。System Password(システムパスワード)オプションが Set(設定済み)になっている場合、システムパスワードを要求するプロンプトがシステムの起動後に表示されます。

メモ:管理者パスワードを設定している場合(管理者パスワードの使い方 を参照)、システムは管理者パスワードをシステムパスワードの代用として受け付けます。

システムパスワードの設定

システムパスワードを設定する前に、まずセットアップユーティリティを起動して、System Password(システムパスワード)オプションを確認します。

システムパスワードが設定されている場合、System Password(システムパスワード)オプションの設定には Set(設定済み)と表示されます。Password Changes(パスワードの変更)が Unlocked(ロック解除)に設定されている場合、システムパスワードは変更できます。Password Changes(パスワードの変更)オプションが Locked(ロック)に設定されている場合、システムパスワードは変更できません。ジャンパ設定によってシステムパスワード機能が無効になっている場合、その設定は Disabled(無効)で、システムパスワードを変更したり新しいシステムパスワードを入力したりすることはできません。

システムパスワードが設定されておらず、システム基板上のパスワードジャンパが有効な位置(デフォルト)に設定されている場合、System Password(システムパスワード)オプションは Not Set(未設定)と表示され、Password Change(パスワードの変更)フィールドには Unlocked(ロック解除)と表示されます。システムパスワードを設定するには、次の手順を実行します。

  1. Password Changes(パスワードの変更)オプションが Unlocked(ロック解除)に設定さ れていることを確認します。

  2. System Password(システムパスワード)オプションをハイライト表示して、<Enter> を押 します。

  3. このフィールドに新しいシステムパスワードを入力します。

パスワードは半角の英数字で 32 文字まで入力できます。

いずれかの文字キー(またはブランクスペースとしてスペースキー)を押すと、フィールドには文字の代わりにプレースホルダが表示されます。

パスワードの設定では、大文字と小文字は区別されません。ただし無効なキーの組み合わせもあります。無効な組み合わせで入力すると、ビープ音が鳴ります。入力したパスワードを訂正するには、<Backspace> または左矢印キーを押して文字を消去します。

メモ: システムパスワードの設定を途中で中止する場合は、手順 5 を完了する前に <Esc> を押します。
  1. <Enter> を押します。

  2. パスワードを確認するために、もう一度同じパスワードを入力して、<Enter> を押します。

  3. もう一度 <Enter> を押して続行します。

System Password(システムパスワード)の設定表示が Set(設定済み)に変わります。

  1. 変更を保存してセットアップユーティリティを終了すれば、システムが使用できます。

システムを保護するためのシステムパスワードの使い方

メモ:管理者パスワードを設定している場合(管理者パスワードの使い方 を参照)、システムは管理者パスワードをシステムパスワードの代用として受け付けます。

Password Status(パスワードステータス)オプションが Unlocked(ロック解除)に設定されている場合は、パスワードセキュリティを有効のままにしておくことも無効にすることもできます。

パスワードセキュリティを有効のままにしておくには、次の手順を実行します。

  1. システムの電源を入れるか、<Ctrl><Alt><Del> を押してシステムを再起動します。

  2. パスワードを入力し、<Enter> を押します。

システムを起動または再起動するたびに Password Status(パスワードステータス)オプションが Locked(ロック)に設定される場合は、プロンプト画面でパスワードを入力して <Enter> を押します。

正しいシステムパスワードを入力して <Enter> を押すと、システムは通常どおりに動作します。

間違ったシステムパスワードを入力すると、パスワードの再入力を求めるメッセージが表示されます。3 回目までに正しいパスワードを入力してください。間違ったパスワードを 3 回入力すると、間違ったパスワードの入力回数とシステムの停止を示すエラーメッセージが表示され、システムをシャットダウンするよう指示されます。このメッセージは、何者かが無許可でシステムの使用を試みたことを示す警告となります。

システムをシャットダウンして再起動しても、正しいパスワードを入力するまで、このエラーメッセージが表示されます。

メモ:System Password(システムパスワード)オプションおよび Admin Password(管理者パスワード)オプションに Password Changes(パスワードの変更)オプションを組み合わせることで、システムが許可なく変更されることを防止できます。

既存のシステムパスワードの削除

  1. セットアップユーティリティを起動します。

  2. System Password(システムパスワード)オプションをハイライト表示し、<Enter> を押し てシステムパスワードウィンドウにアクセスします。

  3. 現在のパスワードを入力し、<Enter> を押します。

  4. 新しい空のパスワードを入力し、その空のパスワードを確認するために、<Enter> を 2 回押し ます。

  5. もう一度 <Enter> を押して続行します。

設定は Not Set(未設定)に変わります。

既存のシステムパスワードの変更

  1. セットアップユーティリティを起動します。

  2. System Password(システムパスワード)オプションをハイライト表示し、<Enter> を押し てシステムパスワードウィンドウにアクセスします。

  3. 現在のパスワードを入力し、<Enter> を押します。

  4. 新しいパスワードを入力し、<Enter> を押します。

  5. 変更を確定するために新しいパスワードをもう一度入力し、<Enter> を押します。

  6. <Enter> を押して続行します。

設定は Set(設定済み)のままになります。

管理者パスワードの使い方

管理者パスワードの設定

管理者パスワードは、Admin Password(管理者設定)オプションが Not Set(未設定)に設定されている場合にのみ、設定(または変更)できます。管理者パスワードを設定するには、次の手順を実行します。

  1. Admin Password(管理者パスワード)オプションをハイライト表示して、<Enter> を押し ます。

  2. このフィールドに新しい管理者パスワードを入力します。

パスワードは半角の英数字で 32 文字まで入力できます。

いずれかの文字キー(またはブランクスペースとしてスペースキー)を押すと、フィールドには文字の代わりにプレースホルダが表示されます。

パスワードの設定では、大文字と小文字は区別されません。ただし無効なキーの組み合わせもあります。無効な組み合わせで入力すると、ビープ音が鳴ります。入力したパスワードを訂正するには、<Backspace> または左矢印キーを押して文字を消去します。

メモ: システムパスワードの設定を途中で中止する場合は、手順 5 を終了する前に <Enter> を押して別のフィールドに移動するか <Esc> を押します。
  1. <Enter> を押します。

  2. パスワードを確認するために、もう一度同じパスワードを入力して、<Enter> を押します。

Admin Password(管理者パスワード)の設定表示が Set(設定済み)に変わります。

  1. 変更を保存してセットアップユーティリティを終了すれば、システムが使用できます。

次にセットアップユーティリティを起動すると、システムが管理者パスワードの入力を求めます。

Admin Password(管理者パスワード)オプションへの変更は、ただちに有効になります(システムを再起動する必要ありません)。System Password(システムパスワード)を入力すると、すべての画面でスクロール機能を使用して全情報を参照できますが、オプションウィンドウの右上隅に錠の絵が表示されている設定は変更できません。

管理者パスワード使用中の操作

Admin Password(管理者パスワード)が Set(設定済み)になっている場合、ほとんどのシステムセットアップオプションは正しい管理者パスワードを入力しないと変更できません。セットアップユーティリティを起動すると、パスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。

3 回目までに正しいパスワードを入力しないと、セットアップ画面は表示されますが、変更することはできません。ただし例外として、System Password (システムパスワード)が Set(設定済み)になっておらず、またPassword Changes(パスワードの変更)オプションを使ってロックされていない場合は、システムパスワードを設定することができます(既存のシステムパスワードを無効にしたり変更したりすることはできません)。

メモ:Admin Password(管理者パスワード)オプションに Password Changes(パスワードの変更)オプションを組み合わせることで、システムパスワードが許可なく変更されることを防止できます。

既存の管理者パスワードの削除

  1. セットアップユーティリティを起動します。

  2. Admin Password(管理者パスワード)オプションをハイライト表示し、<Enter> を押して 管理者パスワードウィンドウにアクセスします。

  3. 現在のパスワードを入力し、<Enter> を押します。

  4. 新しい空のパスワードを入力し、その空のパスワードを確認するために、<Enter> を 2 回押し ます。

  5. もう一度 <Enter> を押して続行します。

設定は Not Set(未設定)に変わります。

既存の管理者パスワードの変更

  1. セットアップユーティリティを起動します。

  2. Admin Password(管理者パスワード)オプションをハイライト表示し、<Enter> を押して 管理者パスワードウィンドウにアクセスします。

  3. 現在のパスワードを入力し、<Enter> を押します。

  4. 新しいパスワードを入力し、<Enter> を押します。

  5. 変更を確定するために新しいパスワードをもう一度入力し、<Enter> を押します。

  6. <Enter> を押して続行します。

設定は Set(設定済み)のままになります。

パスワードを忘れたとき

忘れてしまったパスワードの無効化 を参照してください。


メモ、注意および警告

 

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