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説明:Dell PowerVault 136T テープ ライブラリ ユーザ ガイド 目次のページに戻る

記述

Dell™ PowerVault™ 136T テープ ライブラリ ユーザ ガイド

ライブラリ設定

フロントパネルコンポーネント

背面パネルの特徴

内蔵コンポーネント

SCSI 接続


Dell PowerVault 136T テープ ライブラリは、テープ カートリッジの検索、保存、および制御を自動化します。このライブラリは、標準的なオフィス環境で使用するように設計されおり、デスクトップで使用することもできますし、ラックに設置することもできます。

このライブラリはいろいろなタイプのドライブをサポートしています。ドライブのタイプに応じて、1 つから 6 つのドライブを搭載することができます。テープの取り付けや取り外し用として、フロントドアにメールボックスが設けられています。さらに、ライブラリの正面にあるオペレータ パネルを使って、ライブラリを制御したり、設定したりすることもできます。

データの容量、ドライブの転送レート、テープ カートリッジの容量など、ライブラリに関する特定の情報については、仕様 を参照してください。

図 1. PowerVault 136T テープライブラリ


ライブラリ設定

テープ ライブラリでは、次のテープ ドライブがサポートされています。

  • SDLT タイプの ドライブ (SDLT-220、SDLT-320)
  • LTO タイプのドライブ (LTO-1 、LTO-2 、LTO-3 )

ドライブ タイプはテープ カートリッジと全体的なストレージ容量に影響します。ご使用のライブラリに関する特定の情報については、仕様 を参照してください。

: このテープ ライブラリでは、同一のライブラリで複数の異なるタイプのドライブを使用することはできません。SDLT タイプのドライブでもモデルが異なれば混在できません。たとえば、SDLT-220 ドライブと SDLT-320ドライブを混在させることは不可能です。(LTO-2 およびLTO-3 ドライブは同じタイプのドライブであるため、同一ライブラリに共存することができます。) しかし、バーコードラベルが正しく貼られている場合、LTO-2 およびLTO-3 ドライブを同じライブラリに共存させることができます。混合モード環境にあるバーコード ラベルを参照してください。

フロントパネルコンポーネント

以下の図は、ライブラリのフロントパネルコンポーネントを示しています。続けて、コンポーネントについて詳しく説明します。

図 2. フロントパネル コンポーネント



正面電源スイッチ

ライブラリには2つの電源スイッチ、正面電源スイッチと後部電源スイッチがあります。

正面電源スイッチをオフにすると、内蔵電子機器とデバイスへの電源供給は止まりますが、ライブラリにはスタンバイ用の電源が引き続き供給されています。スタンバイ電源をオフにするには、後部電源スイッチを切る必要があります。後部電源スイッチ を参照してください。

警告電力供給を完全に止めるには、後部電源スイッチを使用するか、コンセントから電源ケーブルを抜いてください。この製品を使用する前に、必ず、製品情報ガイド の安全上の注意をすべて読んでください。

ドアロック

ドア ロックはデータが改ざんされないように保護し、資格のないユーザがライブラリの機械部分に触れて、大怪我をしないようにするためにあります。

ロックされているライブラリ ドアを外側から開くには鍵が必要です。認定を受けた担当者はキーを安全に確保する責任があります。出荷時、フロント ドアはロックされています。鍵はライブラリのバック パネルに貼付されています。

警告ライブラリ中の機械的なコンポーネントが重傷を引き起こす可能性があります。ライブラリへのアクセスは、認定を受けた担当者のみに制限してください。この製品を使用する前に、必ず、製品情報ガイド の安全上の注意をすべて読んでください。

メールボックス

メールボックスを使用すると、ライブラリの通常の動作に支障をきたすことなくカートリッジのインポートやエクスポートができるようになります。また、メールボックスを追加ストレージ スロットとして設定することもできます。

メールボックスには、次の 2 つのモデルがあります。

  • 標準メールボックスは、テープカートリッジを 1個収容できます。
  • 一括ロード メールボックスはオプションで、一度に複数のテープ カートリッジをロードできるようになります。
    • LTO 一括ロード メールボックスは 2 つのマガジンに 12 個のテープ カートリッジを収容することができます。
    • SDLT 一括ロード メールボックスは 2 つのマガジンに 10 個のテープ カートリッジを収容することができます。

オペレータ パネル

オペレータ パネルには LCD 画面があります。この画面を使って、ライブラリの監視や設定を行ったり、サービスを提供したりすることができます。オペレータ パネルに関する詳細は、 オペレータ パネルの使用 を参照してください。


背面パネルの特徴

次の図は、ライブラリの背面パネルのコンポーネントを示しています。この図に続けて、主なコンポーネントについて詳しく説明します。

図 3. 背面パネル コンポーネント

ライブラリ コントローラ

ライブラリ コントローラは、ライブラリとオペレータとの間の交信を含め、ライブラリすべての操作を制御します。ライブラリの構成、ロボティックシステムの物理的位置、およびカートリッジの在庫管理の作成および維持は、ライブラリ コントローラのライブラリ ファームウェアが行います。結果として得られるデータベースはライブラリ コントローラのメモリにより維持されます。

後部電源スイッチ

後部電源スイッチのスイッチを切ると、ライブラリへの電源供給がすべて停止します。ライブラリへのサービスを実行するときは、必ず、後部電源スイッチをオフにしてください。作業者や所有物に対する危険がある場合には、直ちに後部電源スイッチを切ってください。

ただし、緊急の場合を除いて、後部電源スイッチを切る前に通常のシャットダウン手順を実行してください。Dell は、後部電源スイッチの不適当な使用によって引き起こされた損害に対する責任を負いません。この責任はすべて使用者にあります。

リモート管理ユニット

リモート管理ユニット (RMU) は Web ブラウザ経由でライブラリにリモートでアクセスするために使用されます。RMU は工場であらかじめインストールされているユニットで、どのシステムにも必ず存在します。

RMU は次の機能を実行します:

  • Web ブラウザを経由してすべてのライブラリ オペレータパネル (LCD) 機能のリモートオペレーションを供給します。
  • システムのステータス、ファームウェア レベルなどの便利な情報をチェックすることができます。
  • RMU、ドライブ、およびライブラリ コントローラ ファームウェアを更新します。
  • シリアル インターフェイス ポートにあるライブラリやドライブのために、ライブラリから取得した Tape Alert 3.0 情報を SNMP サーバに送信します。
  • ライブラリ管理情報ベース (MIB) バージョン 2.0 をサポートします。
  • 電源ロスを検知し、通知するため SNMP トラップを発生させます。
  • ライブラリ ログ、およびライブラリ、ドライブ、RMU 診断ファイルの取得を可能にします。
  • 管理者が、ネットワーク、ユーザおよび日付/時刻変更といった RMU の設定に変更を加えられるようにします。

RMU の使用については、リモート管理ユニットの使用 を参照してください。

ストレージ ネットワーキング コントローラ

ストレージ ネットワーク コントローラ (SNC) はテープ ライブラリのオプション コンポーネントで、ファイバ チャネルに対して SCSI 接続を提供します。SNC の詳細については、ライブラリの User's Guide and Drivers CD-ROM に入っている 『PowerVault 136T Storage Networking Controller ユーザ ガイド』 を参照してください。

ドライブ スレッドとフィラー プレート

ドライブ スレッドは、ドライブと、ドライブとライブラリの間の SCSI 接続を保持するコンポーネントです。フィラー プレートは空のドライブ スロットのカバーで、ライブラリにほこりが入るのを防ぎます。


内蔵コンポーネント

ロボティック システムとマガジンは、ライブラリの主要な内蔵コンポーネントです。

ロボティック システムとバーコード スキャナ

ロボティック システムは、カートリッジを識別し、ストレージ スロット、テープド ライブ、およびメールボックスの間でカートリッジを移動します。ロボティック アームには、メディア カートリッジをつかみ、動作座標 X、Y、Z で指定された位置に移動するためのピッカー フィンガーがあります。

テープ カートリッジにはそれぞれバーコードが付いています。このバーコードはインベントリ処理中にバーコード スキャナにより読み取られます。また、バーコード スキャナは、ライブラリに取り付けられているストレージおよびテープ ドライブのタイプを識別する基準ラベルを読み込むために、ティーチング プロセス中にも使用されます。

テープ カートリッジには、マシンとオペレータが読み取ることができるバーコード ラベルを貼付する必要があります。このバーコードはボリューム シリアル番号 (volser) を表します。ライブラリでは、テープ カートリッジの volser に基づいた在庫管理データベースにカートリッジの物理的位置が保存されます。ライブラリやホストはすべて、このバーコード番号に基づいてテープ カートリッジの場所への参照を要求します。

テープ マガジン

テープ カートリッジは、ライブラリにある取り外し可能なマガジンに保存されます。カートリッジをまちがった方向に挿入することはできません。マガジンは、正しい方向にのみカートリッジを挿入することができます。テープカートリッジは、一度挿入すると、マガジンが逆さにされたり軽く振られたりしても、マガジンで保持されるようになっています。

マガジンにはそれぞれ、底部に基本バーコード ラベルが貼付されています。このラベルはティーチング プロセス中にバーコード スキャナにより読み込まれます。

スロットの番号付け

ライブラリにあるスロットにはそれぞれ、識別用の番号がついています。表示形式は次のとおりです。コラム/マガジン/スロット

値は次のように割り当てられます。

  • コラムには、メールボックス コラムから時計回りの方向に 1 から 5 までの続き番号が付けられます。
  • 各コラム内のマガジンは、上から下へ A から C と指定されます。
  • スロットには次のように番号が割り当てられます。
    • 各マガジン内のスロットには、上から下へ 1 から N の番号が付けられます。ここで N には、そのメディア タイプで使用できるテープ カートリッジの数の最大値が入ります。
    • コラム 2、4、および 5 にある、マガジンが指示されていない固定スロットの番号は常に 0 です。たとえば、コラム 2 の固定スロット番号は 「2 - 0 」になります。

      : ピッカーの場所は、オペレータ パネルでは [0 @ 0] と表されます。  

図 4. スロットの番号付け

ドライブ スレッドの番号付け

ドライブ スレッドには、下から上へ 1 から 6 までの番号が割り当てられます。


SCSI 接続

このテープ ライブラリは SCSI ターゲットデバイスで、片面/低電圧差動 SCSI バスに接続する必要があります。バスの両端は終端処理されていなければなりません。出荷時に、ライブラリ 1 つにつき、ターミネータが 1 つ付いています。

ライブラリは広範 SCSI バスに取り付け可能ですが、本製品は広範 SCSI デバイスではなく、その SCSI ID は 0 から 7 の範囲とする必要があります。ライブラリに対するデフォルトのSCSI ID は 0 です。

ライブラリは、PowerVault 136T ストレージ ネットワーキング コントローラ (SNC) 経由でファイバ チャネル ホスト ストレージ エリア ネットワーク (SAN) にも接続できます。SNC は、2 タイプのメディア間で SCSI プロトコルを変換します。


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