Dell PowerVault SNC Manager ユーザガイド
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イントロダクション: Dell™ PowerVault™ SNC Manager ユーザガイド
概要
新規機能
概要
この章では、Dell PowerVault SNC Manager の機能について解説します。
Dell PowerVault SNC Manager には、弊社のストーレジ ネットワーキング アプライアンスである、Dell
PowerVault 132T SNC と Dell PowerVault 136T FC のリモート管理、設定、およびイベント通知機能を完全に実現しています。
クライアント/サーバ モデル
図 1 クライアント-サーバ モデル
Dell PowerVault SNC Manager は、3部構成のクライアント/サーバ モデル で構成されています。
エージェント
エージェント コンポーネントは、Dell PowerVault SNC Manager のオペレーティング
ソフトウェアに埋め込まれています。Dell PowerVault SNC Manager は、エージェントとの通信には主にシンプル ネットワーク管理プロトコル
(SNMP) を使用しています。介入を要求するイベントが発生したときに、アラート (トラップ) を通知します。小型コンピュータ システム インターフェイス/転送制御プロトコル
(SCSI/TCP) コンポーネントによって、Dell PowerVault、埋め込まれている 132T SNC や 136T FC (「アプライアンス」)、およびターゲット
デバイス上のファームウェアを更新することができます。
サーバ
サーバ コンポーネントとは、ホスト コンピュータ システム上で実行される Java アプリケーションです。
インストールの必要条件 を参照してください。サーバは、管理されているエージェントとの通信を維持し、SNC
上で起動するエージェントと複数クライアントとを仲介します。クライアント アプリケーションを代行して、アカウント名およびパスワードを管理することで、セキュリティ機能を実現します。
サーバは、複数のクライアントからの要求を調整し、複数の SNC を管理します。サーバとエージェント間の通信は、SNMP
によって実行されます。特に、業界の規格や転送可能なインターフェイスの実現が可能な場合は、Jave 管理アプリケーション プログラミング インターフェイス
(jSNMP) が使用されます。クライアントとサーバ間のすべての通信には、リモート プロシージャ コール (RPC) の一形態である Java リモート
メソッド 呼び出し (RPC) が使用されます。
サーバは移動可能で、また効率的です。複数のクライアント間でサーバに保管されているデータを共有できるため、データが繰り返し要求する必要はありません。さらに、サーバはエージェントからすべてのトラップを受信し、それらのトラップを受信するよう登録されているクライアントにそれらのトラップを転送します。
クライアント
クライアントは、Java アプリケーションです。Power Valut を管理するために、一つまたは複数のクライアントがサーバに接続されます。
クライアント システムの必要条件 を参照してください。サーバ コンポーネントに対する転送制御プロトコル/インターネット
プロトコル (TCP/IP) 接続が確立している限りは、あらゆるコンピュータからクライアントを操作することができます。これにより、ポイント・ツー・ポイント
プロトコル (PPP) 、イントラネット、あるいはインターネット アクセス (ローカル ネットワーク ポリシーおよびファイアウォール設定によって許可されている場合)
によるダイヤルイン設定が可能になります。 クライアントがサーバと同じホスト上で起動すると、接続は自動的に確立されます。
クライアントはユーザ インターフェイスを供給するアプリケーションで、すべてのアプライアンスおよびデバイスのパラメータの確認および操作を可能にします。ユーザはそれぞれ個別にクライアントを設定し、必要なアプライアンスのみを表示させることができます。その結果、互いに干渉することなく、あるクライアントでは
SAN コンポーネントのサブセットの1つを監視し、また別のクライアントでは全く別のサブセットを監視することができます。
一部の操作に関して、クライアントは、サーバと通信には Java RMI 呼び出しを使用し、エージェントとの通信には
TCP 経由の SCSI 接続を利用します。
インストールの必要条件
サーバ システム必要条件
Microsoft® Windows NT® 4.0 サーバまたはワークステーション、サービスパック
6a または Microsoft® Windows 2000®
最低メモリ: 96 MB
使用可能なディスク領域: 40 MB
TCP/IP プロトコルをインストール済みの Ethernet
インストールを開始する前に、Ethernet LAN を正しくインストールし、TCP/IP プロトコルを設定しておく必要があります。
インストールの準備 を参照してください。これらの設定に関するサポートが必要な場合は、ネットワーク管理者にお問い合わせください。
Dell PowerVault SNC Manager には、Java ランタイム環境がインストールされています。
クライアント システムの必要条件
Microsoft® Windows NT®
4.0 サーバ またはワークステーション、サービスパック 6a またはMicrosoft® Windows 2000®
最低メモリ: 96 MB
使用可能なディスク領域:30 MB
TCP/IP プロトコルをインストール済みの Ethernet
機能
チャンネル区分指定
チャンネル区分指定は、SAN 接続と SCSI チャンネル間のアクセス セキュリティをチャンネル単位で管理する方法です。
チャンネル区分指定により、サーバとストーレジ間の安全なアクセスを確保し、例えば他のサーバとそれぞれのストーレジから前述のサーバとストーレジを分離させることができます。
標準設定では、すべての SAN 接続であらゆる SCSI チャンネルにアクセスすることができます。
データムーバ モジュール
アプライアンスは、アプライアンスに接続されている複数のストーレジ デバイス間で、直接データを移動させることができます。データは、ディスクからディスクへ、ディスクからテープへ、そしてディスクまたはテープからテープへ直接移動させることができます。データムーバ
モジュールによって、サーバ上の価値の高いシステム リソースが解放され、バックアップや修復などの動作速度が大幅に向上します。
データムーバ モジュールは、サーバに依存しないバックアップ、および修復のためのエンジンであると同時に、拡張コピー仕様
(ANSI T10/99-143r1) をサポートする HSM アプリケーションです。
SNMP
SNMP コミュニティ文字列は、管理目的でネットワーク デバイスを論理的に分類する、ソフトウェア エージェントのメッセージング機能の一部です。サーバ上のコミュニティ文字列と管理するアプライアンス上の文字列とが一致している必要があります。
SNMP コミュニティ サポート
SNMP コミュニティ文字列を操作するために、コマンドがセットで用意されています。これらの文字列は、論理的にデバイスを管理コミュニティに分類します。
セキュリティ
4つのレベルのユーザが定義され、各レベルごとに機能が異なります。詳細については、 表 1 「権限レベルに基づくユーザの機能」 を参照してください。
ディスカバリ
ネットワーク ディスカバリによって、ネットワーク アドレスおよび範囲を基に、あらゆる SAN コンポーネントを検索することができます。これにより、事前に特定のインターネット
プロトコル (IP) アドレスを取得していない場合でも、装置の管理を行うことができます。詳細については、 SAN
ディスカバリ を参照してください。
設定オプション
標準で使用される以外のパラメータ、チャンネル設定、およびイベント管理変数を多数使用して、装置の設定を行うことができます。詳細については、
右クリック メニューの使用 を参照してください。
ファームウェアの更新
クライアントから、SAN コンポーネント ファームウェアを更新することができます。詳細については、 ファームウェアのアップデート
を参照してください。
イベント ロギング
イベントログを検索および閲覧することができます。イベントの重要度に基づくフィルタリングにより、より簡単に障害を特定することができます。詳細については、
イベント および ポリシー設定
を参照してください。
ヘルスチェック
瞬間的あるいは周期的なヘルスチェックによって、各装置ならびに装置に接続されているデバイスを監視することができます。詳細については、
ヘルスチェック を参照してください。
ハートビート
装置が使用できない状態である場合、サーバ コンポーネントによってクライアントの監視が通知されます。詳細については、
ハートビートの確認 を参照してください。
3.2 の新規機能
名前の変更
Dell™PowerVault™136T
FC Bridge Manager という名前が変更されました。Bridge Manager の新しい名称は Dell PowerVault SNC Manager
です。Dell PowerVault 132T では、SNC Manager によって管理される Fibre Bridge コンポーネントは 132T
SNC (ストーレジ ネットワーキング コントローラ) と呼ばれています。136T では、SNC Manager によって管理されるコンポーネントの名前は、136T
FC です。132T SNC と 136T FC を総称して、「ストーレジ ネットワーキング アプライアンス」または単に「アプライアンス」と呼んでいます。
ライブラリ統合
標準のディスプレイでは、アプライアンスの図はテープライブラリに統合されて表示されます。ライブラリ アイコン前面のノード
シンボルをクリックすると、ディスプレイが拡張表示され、132T SNC または 136T FC が表示されます。ライブラリのリモート管理ユニット (RMU)
から送信されたデータは、SNC Manager のデータパネルに表示されます。
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