|
取り外しおよび取り替えの手順:Dell PowerVault 136T SNC ユーザ ガイド
目次のページに戻る
取り外しおよび取り替えの手順:Dell™ PowerVault™ 136T SNC ユーザガイド
このセクションでは、SNC および SFP の取り外しおよび取り替えの手順について解説します。
静電気放出による損傷を受けやすい部品の取扱い
 |
注意: 静電気の放出 (ESD) による損傷を受けやすい部品を取り扱う際には、静電気の取り扱いに関して推奨される方法に従うようにしてください。 |
- 部品をマシーンに取り付ける準備が完了するまで、静電気による損傷を受けやすい部品は静電気保護バッグに保管しておきます。
- 衣類、繊維、絨毯、および家具による静電気の発生を防ぐために、身体をあまり動かさないようにします。
- 指示のある場合は、静電気による損傷を受けやすい部品を取り外してから、マシーンの電源を切ります。
- 静電気による損傷を受けやすい部品に触れる際には、その直前にマシーンの金属製フレームやカバーに触れて、体内の静電気を放電するようにします。もし可能であれば、片方の手をフレーム上に触れたまま、静電気による損傷を受けやすい部品の取り付けや取り外しを行います。
- 静電気防止用リストバンドを身につけることもできます。
- 接地されていない大きな金属物体は、放電経路になりやすいので、マシーンのカバーや金属製テーブル上に、静電気による損傷を受けやすい部品を置かないようにします。静電気による損傷を受けやすい部品を置く場合には、帯電防止袋に入れてから置いてください。
- 他の人が静電気による損傷を受けやすい部品にうっかり触れることのないようにします。
- 可能な場合は、静電気による損傷を受けやすいすべての部品を接地された金属ケース内に保管します。
- 寒気の強い天候状況で静電気による損傷を受けやすい部品を取り扱う際には十分に気を付けてください。低湿度と暖房は、静電気を増加させます。
SFP の取り外しおよび取り替え
SFP の取り外しおよび取り替えの手順は、以下のとおりです。
SFP の取り外し
- ホスト システムをシャットダウンし、必ず SNC 経由の入出力をすべて停止させます。
- 静電気放出による損傷を受けやすい部品の取扱い 再確認します。
- ファイバチャネル ケーブルを取り外します。
- SFP をスライドさせて、スロットから取り外します。
- SFP を静電気保護バッグに入れます。
SFP の取り替え
- ホスト システムをシャットダウンし、必ず SNC 経由の入出力をすべて停止させます。
- 静電気放出による損傷を受けやすい部品の取扱い 再確認します。
- 正常な SFP からダストキャップを取り外します。
- 正常な SFP をスロットに挿入します。
- 極性が正しいことを確認して、ファイバチャンネル ケーブルを差し込みます。
- 別の MAP からこの説明に進んだ場合は、元の MAP に戻ります。
SNC の取り外しおよび交換の準備
SFP 以外の SNC の部品に修復作業を行う必要がある場合には、以下の手順を行います。SFP については、SFP の取り外しおよび交換を参照してください。
- ホスト システムをシャットダウンし、必ず SNC 経由の入出力をすべて停止させます。
- 最新の SAN 設定が保存されていることを確認します。
- テープライブラリを正しくシャットダウンし、電源ケーブルを取り外します。
- SNC に接続されている各ケーブルごとに、次の手順を行います。
- ケーブルを取り外します。
- ケーブルの接続先を確認します (例えば、 SNC 番号 3、 SCSI チャネル 1)。
- 最後のケーブルを取り外したら、この前の MAP に戻ります。
SNC の取り外し
SNC をテープライブラリから取り外しおよび取り替えする手順は、次のとおりです。
- SNC 取り外し/取替えの準備 のすべての手順を行います。
- テープライブラリ背面の 2 個の蝶ねじをゆるめます。(図 1参照)。
- 装置をスライドさせてテープライブラリから取り外します。
図 1. Dell PowerVault 136T ライブラリに取り付けられた SNC

SNC の取り替え
- 静電気保護バッグから SNC を取り出します。
- テープライブラリの電源を切ります。
- 空のテープライブラリベイを覆っているフィラー プレートを取り外します。
- テープライブラリの空きベイに SNC を挿入します。
- 電源接続部の位置を合わせて、SNC をしっかりと固定します。
- 2 本の蝶ねじを固く締めます。(図 1を参照。)
- 下記の 最終診断テスト に記載された手順を実行します。
問題報告用紙
この問題報告用紙は、弊社のサービス担当者に問題を報告する際に使う用紙のモデルとして利用できます。連絡先については、 ヘルプ情報 を参照してください。
| 問題報告用紙 |
|
Dell PowerVault 136T テープライブラリ サービス タグ番号:
テープライブラリのキーパッドの使用:メインメニュー -> More -> About
|
報告されたイベントコード:
|
イベント トラップ メッセージの内容:
|
連絡先情報:
|
顧客名:
|
担当者:
|
電話番号:
|
FAX 番号:
|
電子メールアドレス:
|
設定:
|
ホストシステムおよびモデル番号:
|
オペレーティングシステムとそのバージョン:
|
インストール済みのオペレーティングシステム用パッチ:
|
問題再現手順:
|
実行されたアクション:
|
問題特定結果:
|
最終診断テスト
フィールド交換の可能なユニット(FRU)の交換が済んだら、基暴診断チェックを実行し、新しい FRU を確認して、新たな問題が発生していないことを確認する必要があります。このセクションで使う手順とコマンドの詳細については、以下を参照してください。
最終テストの準備
- SNC にサービス端末を接続します。
- 再度テープライブラリに電源ケーブルを取り付けます。
- テープライブラリの電源を入れ、SNC の起動が完了するまで待機します。
- サービス端末から、diagBoot コマンドを入力します。
- SNC が診断モードで起動完了するまで待機します。
- サービス端末から、showBox コマンドを入力します。
- SNC によってチャネル情報が正しく表示されていることを確認します。
- showBox による表示に問題がない場合は、手順 9 に進みます。そうでない場合は、開始 MAP に進みます。
- イーサネット テスト に進みます。
イーサネット テスト
- SNC を取り替えなかった場合は、手順 3 に進みます。
- SNC のイーサネット ネットワーク パラメータを取得します。イーサネット ポートのホスト名、アドレス、および、ルートを設定してから、イーサネットを有効にします。
- 下記の、SNC のアップ デートに進みます。
SNC ネットワーク設定
SNC で、Dell PowerVault SNC マネージャ ソフトウェアを利用する際には、SNC を、10/100-base-T イーサネット ネットワークに接続する必要があります。イーサネット接続に使う 2 つの RJ-45 コネクタは、SNC の背面パネル上にあります。図 2 を参照してください。
図 2. Ethernet ポート
まず最初に、SNC のサービスポートに端末または端末エミュレータを接続し、IP アドレスを設定する必要があります。
SNC サービス ポートに接続して、ネットワークを設定を行います。サービスポートへの接続 を参照してください。
以下のすべての例では、取り付け前の手順の 取り付け前の準備の手順 5 で特定した値を使用してください。
- ホスト名を設定します。
- ホスト名は hostNameSet コマンドを使用して設定します。
- 下記の例では、SNC のホスト名は「SNC」で、コマンド実行後は「foster」に設定されます。
- シェルのプロンプトが変更されて、新しい名前が反映されます。
SNC > hostNameSet "foster"
Target hostname set to foster
value = 0 = 0x0
foster >
- ホスト ネットワークアドレスを設定します。
- ネットワークアドレスは、ethAddrSet コマンドを使用して設定します。
- IP アドレスは、 4 つの 10 進数をピリオドで区切って指定します。
foster > ethAddrSet "192.168.1.54"
Host Address set to 192.168.1.54 for Ethernet interface
value = 0 = 0x0
- ネットマスクを設定する必要がある場合は、ネットワークアドレスの後に指定します。
foster > ethAddrSet "10.0.0.2", "255.0.0.0"
- ネットワーク経路および/あるいはデフォルトのゲートウェイを設定します。
- SNC と他のシステムとの通信にネットワーク ゲートウェイが必要な場合は、ネットワーク ゲートウェイを指定する必要があります。
Foster> gateAddrSet "192.168.1.1"
value = 0 = 0x0
- Dell PowerVault SNC Manager サーバーに到達するために、より複雑なルーティングが必要な場合は、route コマンドを使用して、宛先アドレスを完全なアドレス (単一ホスト) または省略サブネットアドレスとして指定します。
- ローカルのサブネット上の到達可能なゲートウェイのアドレスを指定します。
Foster> route "add", "206.0.0", "192.168.1.1"
value = 0 = 0x0
- Telnet 用のユーザアカウントを追加します (オプション)。
- Telnet セッションを使用し、Ethernet 経由で SNC のコマンドライン インターフェイスにアクセスする場合は、ユーザーアカウントを追加する必要があります。
- 下記の例では、希望するユーザ名およびユーザパスワードを指定しています。
- 指定するパスワードは、8 文字以上あることが必要です。詳細については、サービス ポート コマンドのリファレンスの中の user コマンドの項を参照してください。
Foster> userAdd "username","password"
value = 0 = 0x0
foster >
SNC のアップデート
- サービス端末から、normalBoot コマンドを入力します。
- SNC の起動が完了するまで待機します。
- サービス端末から、version コマンドを入力します。ファームウェアのバージョン番号をメモします。
- SNC のファームウェア バージョンをアップデートする必要があるかどうかを判断するには、support.dell.com サイトでテクニカルサポートお問い合わせ先情報を参照してください。
- アップデートが必要な場合は、更新ファイルおよび関連する readme 書類をダウンロードします。
- 修復後のチェックリスト の手順を実行する場合は、このファームウェアを使用します。
- SNC を交換している場合には、ridTag コマンドを実行し、ID を入力します。サービスポート コマンド リファレンス を参照してください。
 |
注意:元の SNC から ID を取得するには、sysVpdShow コマンドを使用します。工場から出荷されたユニットを取り替える場合は、ridTag コマンドは使用する必要はありません。 |
- テープライブラリを正しくシャットダウンし、電源ケーブルを取り外します。
- SNC から RS-232 ケーブルを取り外します。
- 修復後のチェックリスト を実行します。
修復後のチェックリスト
修復作業が終わったら、以下のチェックリストの項目を確認することが重要です。これにより、製品再取り付けの成功が約束されます。
表 1. 修復後のチェックリスト
|
手順
|
アクション |
コメントおよびリファレンス |
1
|
SNC を元の場所に再度取り付けます。 |
SNCの取り替え を参照してください。 |
2
|
ファイバチャネル ホストの電源が切れていることを確認します。電源が入っている場合は、ここでファイバチャネル ケーブルを取り外します。
|
すべてのケーブルを取り付け直さなくてはならないのに、ファイバチャネル ホストの電源を切ることができない場合は、テープライブラリや SNC の電源を入れる前に、ファイバチャネル ホストを切り離す必要があります。
この安全措置をとっておくことにより、下記の 手順 8 で、SNC の設定をバックアップ コピーから復元するまで、ファイバチャネル ホストが SCSI ターゲット デバイスに入出力を行わないことが保証されます。 |
3
|
SNC にサービス端末を接続します。 |
なし。 |
4
|
テープライブラリの電源を入れます。 |
なし。 |
5
|
SNC の起動が完了するまで待機します。 |
約一分後には、RDY LED が毎秒 1 回の速さで点滅を開始し、サービス端末には、Done executing startup script というメッセージが表示されるはずです。
もし、そうならない場合には、開始 MAP に進んでください。 |
6
|
サービス端末から、 targets コマンドを実行します。 |
サービスポート コマンド リファレンス を参照してください。もし、接続されている SCSI デバイスの中に、表示されないものがある場合には、 開始 MAP に進んでください。 |
| 7 |
SNC を取り替えた場合は、ネットワーク パラメータを設定します。
|
ネットワーク パラメータを取得します。 |
| 8 |
以下の手順を行います。
|
SNC を取り替えた場合には、この手順を実行する必要があります。
|
9
|
- 手順 2 でファイバチャネル ケ-ブルを取り外した場合は、ここで再度接続します。
- ファイバチャンネル ホストの電源を入れます (または再起動します)。
|
ホストが接続されているに、点灯していないファイバチャネル接続ステータス LED がある場合、ファイバチャネル ケーブルをチェックします。
ファイバチャネル ケーブルの極性を変更する必要がある場合があります。それでも問題が解決しない場合は、開始 MAPに進んでください。 |
10
|
- サービス端末から、 fcShow コマンドを実行し、取り付けおよび接続されている各ファイバチャネル インターフェイスのステータスを表示させます。
- サービス端末から、fcShowDevs コマンドを入力し、ファイバチャネル インターフェイスによって接続されていると認識されている、SCSI ターゲット デバイスを表示します。
|
fcShow コマンドの出力から Firmware State 行を検索します。
もし、Ready という文字列が表示されていない場合には、ファイバチャネル MAPに進んでください。
すべての SCSI ターゲット デバイスがファイバチャネル インターフェイスによって認識されているかどうかを確認します。 認識されていないデバイスが存在する場合は、 SCSI MAP に進みます。 |
11
|
すべての (または指定された) ターゲット デバイスが、ホストシステムで使用可能であることを確認します。
|
そのディスクもしくはテープに適したホストシステムのユーティリティを使ってください。 「アクセス制御」が有効になっている (チャネル区分指定) 場合には、ホストシステムは自分に割り当てられているデバイスだけしか認識できません。 ホストから割り当てられたデバイスを利用「できない」場合には、ホストシステムを再起動して、もう一度チェックしてみます。それでも問題が解決しない場合は、開始 MAPに進んでください。 |
12
|
SNC およびサービス端末から RS-232 ケーブルを取り外します。
|
なし。 |
13
|
修復が終了します。 |
|
目次のページに戻る
|