図 3. 飾り FRU およびシート メタル FRU の分解図 (2/2) |
| 見出し番号 | FRU ID | 説明 |
| 1 | 該当せず | ライブラリの上のカバー。取り付け用 No.4 - 40 x 0.25 のネジ 8 個 (82 度の皿頭ネジと T-8 の六角ネジ) を含みます (図 11「トランスポート アセンブリへのアクセス」を参照)。 |
| 2 | 該当せず | ライブラリ用縁チン。プラスのネジ頭の No.6-32 小ネジ 4 本を使用して取り付けます。 |
| 3 | 該当せず | リフト ストラップ (ライブラリをラックに誘導するために使用)。六角 No.10-24 x 0.50 T-25 のネジ 2 本を使用して取り付けます。 |
| 4 | 該当せず | リフト ストラップ (ライブラリをラックに誘導するために使用)。六角 No.10-24 x 0.50 T-25 のネジ 3 本を使用して取り付けます。 |
| 5 | 該当せず | スタンドアロン型脚。六角 No.10-24 x 0.50 T-25 のネジ 4 本を使用して取り付けます。 |
| 6 | 該当せず | スタンドアロン型カバー アセンブリ (カバーは上記の 5 番の脚を通過するネジと、カバー背面の 2 本のネジで固定されます)。六角 No.10-24 x 0.625 T-25 のネジを使用して取り付けます。 |
内部 FRU
図 4. 内部 FRU の分解図 (1/2)
表 4. 内部 FRU の説明 (1/2)
| 見出し番号 | FRU ID | 説明 |
| 1 | 該当せず | ラッチ止め付き前面ギヤ レール (背面ギヤ レールと共にパッケージに含まれており、前面のぞき窓を取り外してアクセスします)。 |
| 2 | 該当せず | 左のマガジン ロック アセンブリ。ドア トレイ検出スイッチを含みます。この部品には、ライブラリ左側のパネルを取り外してアクセスします。No.6-32 x 0.375 T-15 のネジ 2 本がこのアセンブリをライブラリのシャーシに固定します。ケーブルやコネクタに損傷を与えないよう注意してください。 |
| 3 | 該当せず | ラッチ止め付き背面ギヤ レール (前面ギヤ レールと共にパッケージに含まれており、ドライブを取り外してアクセスします)。 |
| 4 | 該当せず | 右のマガジン ロック アセンブリ。ドア トレイ検出スイッチを含みます。この部品には、ライブラリ右側のパネルを取り外してアクセスします。No.6-32 x 0.375 T-15 のネジ 2 本がこのアセンブリをライブラリのシャーシに固定します。ケーブルやコネクタに損傷を与えないよう注意してください。 |
図 5. 内部 FRU の分解図 (2/2)
表 5. 内部 FRU の説明 (2/2)
| 見出し番号 | FRU ID | 説明 |
| 1 | 65 | ディスプレイ ケーブル (ケーブル キットに付属)。この部品には、ライブラリのサイド パネルを取り外してアクセスします。ディスプレイ ケーブルは右のドア トレイ レールの下を通してマザーボードに接続する必要があります (図 13「マザーボード ケーブルの接続」を参照)。全レベルのディスプレイ ケーブルを接続するのではなく、ディスプレイのあるレベルのケーブルのみを接続します。 |
| 2 | 該当せず | 電源スイッチ ケーブル (ケーブル キットに付属)。この部品には、ライブラリの前面と底面および右側のパネルにあるチン プレートを外してアクセスします。 |
| 3 | 該当せず | メールスロット ソレノイド アセンブリ: No.4-40 x 0.375 T-10 のネジ 2 本がこの部品をライブラリの内側端に固定します。この部品にアクセスするにはライブラリのサイド パネルを取り外します。 |
| 4 | 該当せず | マガジン ロック ハーネス ケーブル (ケーブル キットに付属) (図 17「マガジン ロック ハーネス ケーブルの接続」を参照)。この部品には、ライブラリのサイド パネルを取り外してアクセスします。ケーブルはライブラリのシャーシ側面に固定して、損傷を避けるようにしてください。 |
| 5 | 該当せず | 右のマガジン ロック アセンブリ ケーブルは右のマガジン ロック アセンブリに付属しています (図 4「内部 FRU の分解図」を参照)。 |
| 6 | 3 | マザーボード: No.4 - 40 x 0.625 のネジで取り付けます。 |
| 7 | 該当せず | 左のマガジン ロック アセンブリ ケーブル。左マガジン ロック アセンブリに付属しています (図 4「内部 FRU の分解組立図」を参照)。 |
| 8 | 48 | シャーシ ファン: ライブラリ背面からカードをすべて取り外します。ライブラリ背面の内側にファンを固定している No.6-32 T-15 のネジ 4 本を取り外します。 |
カードの取り外しと交換
難易度:[1] 非常に簡単
|
注意: このライブラリには非常に敏感な電子コンポーネントが含まれています。静電気放電 (ESD) を防ぐため、手順に正しく従う必要があります。カードや主要アセンブリを取り外すときは、必ずリスト接地ストラップを着用し、帯電防止用マットを使用してください。 手順に正しく従わないと、ハード コンポーネントに断続的または永久的な障害が起こる可能性があります。 |
| 注意: ファイバー チャネル プリント回路基板にはレーザー システム (GBIC または GLM モジュール) が含まれています。このシステムは、Radiation Control for Health and Safety Act of 1968 による米国厚生省 (DHHS) の放射線基準、および EN60825-1 (+A11) のレーザー製品の安全性に基づいて「クラス I レーザー機器」として分類されています。適合証明はモジュールの上に記されています。 |
カードの取り外し
- カード背面の LED を見て、各カードにアクティビティがないことを確認します (「ライブラリ LED を使用したステータスの診断」を参照)。
- サービス担当者の場合: ライブラリ フロント パネルの設定内容を記録し (コントローラ カードを交換する場合)、ライブラリの電源をオフにします。以下のような設定があります。
- Password (パスワード)
- Network Access (ネットワーク アクセス)
- Mailslot (メールスロット)
- Fibre Channel (ファイバー チャネル) または SCSI ID
- ライブラリの設定内容を記録し (新しいファームウェアをダウンロードする場合)、ライブラリの電源をオフにします。
- ライブラリの接続方法とカードの位置を記録し、カードに接続されているすべてのケーブルを外します。
- カード上の 2 個の蝶ネジをドライバで緩めます。
- カードを外側にゆっくりと引き出します。
カードの交換
- 交換用カードの上下の端をカード スロットに合わせます。
- カードがライブラリの面と同じになるまで、交換用カードの下部をライブラリ内にそっと押し込みます。
- 蝶ネジを締めます。
- 外部ケーブルを接続し直します。
- ライブラリの電源をオンにします。
- 新しいファームウェアをダウンロードします (「ファームウェアのアップグレード」を参照)。

注記: 新しいカードのファームウェアのバージョンがライブラリのほかのカードと異なる場合、ファームウェアの不一致のためにライブラリが一部使用可能状態になることがあります。これが起こると、フロントパネルに Partly Available (一部使用可能) と表示され、フロント パネル ディスプレイ下の LED バーが琥珀色になります。これは、障害を示しているのではなく、新しいライブラリ ファームウェアをダウンロードする必要があることを示すものです。 - ファイバー チャネルまたはリモート管理カードを初めてインストールする場合は、ライブラリをフロント パネルから設定する必要があります。「ファイバー チャネル用のライブラリの設定」または「リモート管理カードの使用」を参照してください。
図 6. ライブラリ カードの位置
| 1 | 空きスロット | ![]() |
| 2 | リモート管理カード | |
| 3 | ライブラリ コントローラ カード | |
| 4 | ファイバー チャネル コントローラ |
ドライブ モジュールの取り外しと交換
難易度:[2] 簡単~中程度
ドライブ モジュールは、以下の状況のどちらかの場合に交換できます。
- ドライブ交換中にライブラリの電源がオフになっており、SCSI バス チェーンが切断されている場合
- ライブラリがホストに接続されており、バックアップ ソフトウェアが正常なドライブにアクセスできる場合。ドライブはライブラリのほとんどの機能を無効にしたり中断することなく交換できますが、この機能をバックアップ ソフトウェアがサポートしている必要があります (新しいドライブのファームウェアをダウンロードした場合は、電源を入れ直して新しいファームウェアを有効にしてください)。
ドライブ交換の概要
以下の手順は、後続のページでさらに詳しく説明されています。
- どのドライブが故障しているかの判断 (故障したドライブを交換する場合)
- ドライブからのテープのアンロード (可能な場合)
- ドライブ モジュールのオフライン化またはライブラリの電源のオフ
- ドライブ モジュールの取り外し
- 新しいドライブ モジュールの取り付けと接続
- ドライブのオンライン化
| 注記: 新しいドライブのファームウェア リビジョンが既にライブラリにあるほかのドライブと異なる場合、ファームウェアの不一致のためにライブラリが一部使用可能状態になることがあります。これが起こると、フロントパネルに Partly Available (一部使用可能) と表示され、フロント パネル ディスプレイ下の LED バーが琥珀色になります。全ドライブのファームウェア リビジョンが同じになるまで新しいドライブ用ファームウェアをダウンロードしてください。 |
どのドライブが故障しているかの判断
ドライブが故障したり、エラーが発生した場合、以下の症状が現れます。
- ライブラリのフロント パネルにドライブ エラーのアイコンが表示される。
- ドライブの LED がエラーを示している。
- ライブラリがドライブをオフラインにしようとする。
- ホストがエラーを示している。
ドライブからのテープのアンロード
ドライブを交換する前に、テープをすべてドライブからアンロードしてください (テープがロードされている場合)。
- Drive and Tape Operations (ドライブとテープの操作) メニューから、[Unload Tape from Drive (ドライブからのテープのアンロード)] を選択します。
- [-] または [+] キーを使って、アンロードするドライブを選択します。
- [Unload (アンロード)] を選択し、ドライブ モジュールからテープが入っていた元のスロットにテープを移動します。テープはアンロードされる前に自動的に巻き戻されます。
- 故障したドライブからテープをアンロードできない場合は、以下の手順に従います。
ドライブのオフラインへの切り替え
ライブラリの電源をオフにしなくてもドライブ モジュールを取り出すことができますが、最初にドライブ モジュールをオフラインにする必要があります。また、バックアップ ソフトウェアがオンライン ドライブの修復をサポートしている必要があります。オフラインにするには、ライブラリのフロント パネルを使用し、以下の手順を実行します。
- フロント パネル ディスプレイ上のドライブ アイコンをチェックし、ドライブが既にオフラインになっているかどうかを調べます。ドライブ モジュール背面にある LED をチェックし、ドライブ モジュールのステータスを確認します (図 7「ドライブ モジュールの LED」を参照)。

注記: ドライブの LED が全く点灯していない場合は、ライブラリをオフラインにします。ライブラリの電源をオフにする前に、システム管理者に確認してください。 - ドライブ モジュールがまだオフラインになっていない場合は、Service (サービス) または Administration (管理) にアクセスし、Online Drive Repair (オンライン ドライブ修復) メニューに進みます。故障しているドライブをオフライン状態にします。ドライブは、ロードされているテープを自動的に巻き戻そうとします。
- [-] または [+] キーを使ってドライブを選択し、[OK] を押します。
- [Put Drive Offline (ドライブのオフラインへの切り替え)] を選択します。フロント パネルに、この操作の成功または失敗が表示されます。
図 7. ドライブ モジュールの LED
| 1) 黄色 | 2) 緑色 | 説明 | ![]() |
| オフ | オン | ドライブがオンラインで使用可能。 | |
| 点滅 | オフ | ドライブがオフラインで交換可能。 | |
| オン | 点滅 | ドライブをオンラインに切り換え中。 | |
| 点滅 | オン | ドライブがオフラインで内部通信が失われた。 | |
| オン | オン | ドライブ モジュール コントローラをリセット中。 | |
| オン | オフ | 電源投入テスト進行中。 | |
| 点滅 | オフ | ドライブ モジュールが電源投入テストに失敗。 |
ドライブ モジュールの取り外し
| 注記: SCSI 通信を保持するために、ドライブ モジュールの外側に接続されている SCSI ケーブルは緩めたり外したりしないでください。この手順で外すコネクタは、ドライブ モジュールの内側にあります。 |
ドライブ モジュールが正しくオフラインになると、ドライブ背面の LED の 1 つが黄色く点滅します。ドライブ モジュールを取り外すには、以下の手順に従います。
- 外部 SCSI ケーブルがコネクタ プレートにしっかりと接続されていることを確認します。
- ドライブ モジュール中央にあるコネクタ プレート両側の蝶ネジをそれぞれ緩めます。蝶ネジを初めて緩める場合は、ドライバが必要となる場合があります。
- SCSI ケーブルが接続されたままでコネクタ プレートをそっと持ち上げ、ドライブ モジュールから取り出します。

注意: 静電気放電 (ESD) 保護に関する標準ガイドラインに従ってください。
- ドライブ モジュールに接続されているリボン ケーブルをつかみます。コネクタを左に引いて、リボン ケーブルを外します。リボン ケーブルとコネクタの場所については、図 8 「リボン ケーブルとコネクタ」を参照してください。
図 8. リボン ケーブルとコネクタ

- コネクタ アセンブリを横に置き、外部ケーブルがコネクタからぶら下がるようにします。外部ケーブルの接続をコネクタ プレートから外さないでください。
- ドライブ モジュールの上下の蝶ネジを緩めます (図 9 「ドライブの取り外し」を参照)。
- ドライブ モジュール背面に付いているハンドルを片手でつかみ、ドライブ モジュールの底をもう一方の手で支えながら、ドライブ モジュールをまっすぐに引き出します。
|
注意: ドライブ モジュールを引き出すときは、ドライブ モジュールが落下したり損傷することを防ぐため、ドライブ モジュール |
|
警告: けがをする危険があるため、空になったドライブ ベイ内に手や道具などを入れないでください。 |
図 9. ドライブの取り外し

ドライブ モジュールの取り付け
- ドライブ モジュールのハンドルを片手でつかみ、ドライブ モジュールの底をもう一方の手で支えます (図 10「ドライブ モジュールの取り付け」を参照)。
- ドライブ モジュール上面のレールをドライブ モジュール ベイ内上部のスロットに挿入して、ドライブを取り付けます。
| 注記: コネクタ部分が電気的に接続されるように、最後の約 1 cm を強く押し込む必要があります。 |
図 10. ドライブ モジュールの取り付け
- 上と下の蝶ネジを締めて、ドライブ モジュールをライブラリに固定します。
- 新しいコネクタ プレートを交換用ドライブから取り外します。
- 元のリボン コネクタとプレートを交換用ドライブ モジュールに取り付けます (図 8「リボン ケーブルとコネクタ」を参照)。
- リボン ケーブルを (プレートと SCSI ケーブルに接続したまま) ドライブ モジュール背面でゆるくたたみます。
- コネクタ プレートを押さえながら、コネクタ両側の蝶ネジをそれぞれ締めます。
ドライブのオンラインへの切り替え
新しいドライブ モジュールをオンラインにするには、フロント パネル ディスプレイを使って以下の手順に従います。
- Service (サービス) または Administration (管理) メニューに入ります。
- Online Drive Repair (オンライン ドライブ修復) メニューに移動します。
- 交換または取り付けを行ったドライブ モジュールを選択し、[OK] を押します。
- [Put Drive Offline (ドライブをオンラインにする)] を選択します。
- 最後に電源を入れ直した後、ドライブの数を増やした場合、または新しいドライブ用ファームウェアをダウンロードした場合は、ライブラリの電源を入れ直す必要があります。
ドライブがオンラインになると、ライブラリは自動的にセルフテストを実行します。ドライブが正しくオンラインになると、新しいドライブに元のドライブの場所の SCSI ID が適用されます。
| 修理に関する注記: ライブラリは、新しいドライブがオンラインになっていることも Service/Online Drive Repair (サービス/オンライン ドライブ修復) メニューで確認します。 |
| 注記: 新しいドライブのファームウェア リビジョンが既にライブラリにあるほかのドライブと異なる場合、ファームウェアの不一致のためにライブラリが一部使用可能状態になることがあります。これが起こると、フロントパネルに Partly Available (一部使用可能) と表示され、フロント パネル ディスプレイ下の LED バーが琥珀色になります。これは障害を示しているのではなく、すべてのドライブのファームウェア リビジョンが同じになるまで新しいドライブ用ファームウェアをダウンロードする必要があることを示すものです。 |
| 注記: 新しいドライブをオンラインにするとき、ドライブが認識されるように、ホストのバックアップ ソフトウェアを使う必要が生じる場合があります。ソフトウェアに新しいドライブの自動検出機能がない場合は、ホストを再起動する必要があります。 |
サービス担当者用
トランスポート アセンブリの取り外しと交換
難易度:[4] 困難
このアセンブリの説明は以下のセクションに分かれています。
トランスポート アセンブリへのアクセス
トランスポート アセンブリにアクセスするには、以下の手順に従います。
|
警告: ラックの転倒防止脚を延ばしておかないと、ライブラリが損傷したり、けがをする可能性があります。 |
- ライブラリの電源を切ります。
- ライブラリがラックに取り付けられている場合は、次の手順でラックの前方に滑らせます。
- ラックの水準調整脚を下げ、ラック前面下部にある転倒防止脚を完全に延ばします。
- 前面ドアを引いて、ライブラリをラックに固定している蝶ネジを緩めます。
- ラッチ止めに当たるまでライブラリを押します。
- No.4-40 x 0.25 のネジ (82 度の皿頭ネジと T-8 六角ネジ) 8 個を外して上部カバーを取り外します。カバーを前方にスライドさせてラックから取り外します。
図 11. トランスポート アセンブリへのアクセス
トランスポート アセンブリの取り外し
トランスポート アセンブリを取り外すには、以下の手順に従います。
- トランスポート アセンブリ上の指穴を使って、ライブラリからアセンブリを持ち上げて外します (図 12「トランスポート アセンブリの取り外し」を参照)。
|
注意: 持ち上げるとき、トランスポート アセンブリ下部に接続している平らな電気ケーブルを傷つけないように注意してください。 |
図 12. トランスポート アセンブリの取り外し
- トランスポート アセンブリをライブラリの上に置き、タブを外側に引いて電気ケーブルを外します (図 12「トランスポート アセンブリの取り外し」を参照)。
トランスポート アセンブリの交換
- 電気ケーブルを接続します (図 12「トランスポート アセンブリの取り外し」を参照)。パチッとはまるのを確認します。
- 電気ケーブルが正しくたたまれるように、トランスポート アセンブリをライブラリに向けて下げます。
カバーの交換
- 上部カバーを交換し、ネジをすべて挿入して締めます。
- ライブラリがラックに組み付けられている場合は、前面ドアの後ろでライブラリを固定しているネジを交換します。
サービス担当者用
マザーボードの取り外しと交換
難易度:[4] 中~高
マザーボードを取り外すには、一連の取り外し手順を実行してボードにアクセスする必要があります。この手順を開始する前に全取り外しプロセスを確認してください。
マザーボードの取り外し
|
注意: このライブラリには非常に敏感な電子コンポーネントが含まれています。静電気放電 (ESD) を防ぐため、手順に正しく従う必要があります。主要アセンブリを取り外す際は、必ず帯電防止用リストストラップを着用し、帯電防止用マットを使用してください。 適切な手順が守られない場合、回路に損傷が発生する場合があります。 |
マザーボードを取り外すには、以下の手順に従います。
- ライブラリの電源を切ります。
- この手順の最後にすべてのケーブルとコードを元の位置に接続する必要があるため、それらの位置に留意してください。
- すべての外部ケーブルをライブラリの背面から外します。
- 以下を取り外します。
- 電源
- ドライブ モジュール
- カード
- 空きカード スロットとドライブ カバー
- マザーボードの背面からすべてのケーブルを取り外します (図 13「マザーボードのケーブル接続」を参照)
図 13. マザーボードのケーブル接続
| 1 | ディスプレイ ケーブル コネクタ | ![]() |
| 2 | ファン ケーブル | |
| 3 | アンビリカル ケーブル | |
| 4 | ドア ロック電源ケーブル | |
| 5 | ガイド ピン |
- No.4-40 x 0.625 T-10 のネジ 10 個をマザーボードから外します (図 14「マザーボードのネジの位置」を参照)。これらのネジを外すには、8 インチ x 1/4 インチの磁性のアタッチメントを使用します。
図 14. マザーボードのネジの位置
| 1 | カード ベイ エリアの No. 4 - 40 x 0.625 T-10 ネジ 4 本 | ![]() |
| 2 | カード ベイ エリアの No. 4 - 40 x 0.625 T-10 ネジ 3 本 | |
| 3 | 電源ベイ エリアの No. 4 - 40 x 0.625 T-10 ネジ 3 本 |
- 左のドライブ ベイに最も近いシートメタル カバーの蝶ネジを緩め、カバーを時計方向に回します (図 15「シートメタル カバーの回転」を参照)。
図 15. シートメタル カバーの回転
|
警告: ラックの転倒防止脚を延ばしておかないと、ライブラリが損傷したり、けがをする可能性があります。 |
- ライブラリがラックに取り付けられている場合は、次の手順でラックの前方に滑らせます。
- 水準調整脚を下げ、ラックの正面の転倒防止脚をいっぱいに延ばします。
- フロント ドアを引き出してライブラリをラックに固定している蝶ネジを外します。
- ライブラリがストップ ブラケットに触れるまで (ラックの約 2/3) 押し出します。ライブラリがラックに取り付けられている場合は、ラックの右側のパネルを取り外してマザーボードにアクセスします。
- 水準調整脚を下げ、ラックの正面の転倒防止脚をいっぱいに延ばします。
- 図 16「各サイド パネルの取り外し」のようにして、ライブラリの右側のパネル (ライブラリ前面から見た右) から No.4-40 x 0.312 の六角ネジを外し、パネルをライブラリからスライドさせて取り出します。
図 16. 2 枚のサイド パネルの取り外し
-
右側のフロント ドアを開き、スペースを作ります。コネクタの取り出しタブを外側に押し出して、マザーボードの前面からマガジン ハーネス ケーブルを外します (図 17「マガジン ロック ハーネス ケーブルの接続」を参照)。
図 17. マガジン ロック ハーネス ケーブルの接続
-
マザーボードをライブラリの側面からそっと取り外します (図 18「マザーボードの取り外し」を参照)。
図 18. マザーボードの取り外し
マザーボードの交換
- 新しいマザーボードをライブラリの側面に挿入します。ドライブ ベイの近くのガイド ピンを使用して位置を合わせます (図 13「マザーボードのケーブル接続」を参照)。
- ライブラリのシャーシにマザーボードを固定していた 10 本のネジを締めます (図 14「マザーボードのネジの位置」を参照)。
- すべてのケーブルをマザーボードに接続します (図 13「マザーボードのケーブル接続」および図 17「マガジン ロック ハーネス ケーブルの接続」を参照)。
- ライブラリのサイド パネルを元に戻し、ネジを締めます (図 16「2 枚のサイド パネルの取り外し」を参照)。
- 必要に応じて、ライブラリをラックに完全に押し込み固定します。
- シートメタル カバーを定位置まで回転し、蝶ネジを締めます。
- ライブラリ カード、空きスロット カバー、および電源装置を取り付けます。
- すべての外部ケーブルとコードを元のように接続します。
- 電源コードを接地した電源に接続してライブラリの電源をオンにします。
サービス担当者用
電源装置の取り外しと交換
難易度 [1] 非常に簡単
電源装置が故障するとライブラリが機能しません。
電源装置の取り外し
- ライブラリの電源を切ります。
- 電源装置の背面から電源コードを抜き取ります。
- 電源装置の上下にある蝶ネジを緩めます。
- ストップ ブラケットを外します
図 19. ストップ ブラケットの取り外し
- 片手で電源装置を取り外し、引き出します。電源装置の底の部分に手を添えてこのモジュールを落とさないようにします。
電源装置の交換
- 電源装置の底面に片手を添えて、もう一方の手でハンドルを持ちます。電源装置ベイの上部にあるガイド ノッチに電源装置を合わせます。
- 電源装置全体をライブラリに挿入します。
- ストップ ブラケットを再度取り付けます。
- 2 本の蝶ネジを締めます。
- 電源装置に電源コードを接続します。
サービス担当者用
フロント パネル ディスプレイの取り外しと交換
難易度:[3] 中程度
フロント パネル ディスプレイの取り外し
|
注意: このライブラリには非常に敏感な電子コンポーネントが含まれています。静電気放電 (ESD) を防ぐため、手順に正しく従う必要があります。主要アセンブリを取り外す際は、必ず帯電防止用リストストラップを着用し、帯電防止用マットを使用してください。 適切な手順が守られない場合、回路に損傷が発生する場合があります。 |
- ライブラリの電源を切ります。
- 既存のライブラリ モジュールのディスプレイ カバーとディスプレイの下にあるチン プレートを外します。ネジの位置は図 20「チン プレートとフロント カバーの取り外し」に示されています。
- ディスプレイ カバーを持ち上げて、ライブラリから外します。
図 20. チン プレートとフロント カバーの取り外し
- ディスプレイをシャーシに固定している 6-32 のネジ 2 個を外します (図 21「フロント パネル ディスプレイの取り外し」を参照)。
図 21. フロント パネル ディスプレイの取り外し
- フロント パネル ディスプレイを上にスライドさせ、ゆっくりと持ち上げてライブラリの前面から外します。
- コネクタの両側をつかんで抜き出すようにしてディスプレイの背面からケーブルを取り外します (図 22「フロント パネルの接続」を参照)。静電気放電から保護された部分にフロント パネルを配置します。
フロント パネル ディスプレイの交換
- ディスプレイ ケーブルをフロント パネルのコネクタに接続します。ディスプレイは、ディスプレイ用のスペースの横の 2 つのタブに固定されます。ディスプレイをタブに取り付け、下にスライドさせます。
- ソフトウェア キーの隣にある長い 6-32 T-10 ネジでディスプレイをシャーシに固定します (図 22「フロント パネルの接続」を参照)。
図 22 フロント パネルの接続
- ディスプレイ カバーを下にスライドさせて再び取り付けます (図 20「チン プレートとフロント カバーの取り外し」を参照)。No. 6-32 プラスネジ 2 本を締めてディスプレイ カバーを定位置に固定します。
- のぞき窓を取り付け、プラス ネジ 2 本で固定します。
- チン プレートを接続する 4 個のネジを取り付けます。
サービス担当者用
飾りドアの取り外しと交換
飾りドア表面の取り外し
難易度:[2] 簡単~中程度
|
注意: タブをこわさないようにするために、力を入れすぎないよう注意してください。 |
- フロント ドアを外側に引き出します。必要に応じてフロント パネル ディスプレイまたはキーを使用して、ドアのロックを解除します。
- マガジン上部のハンドルを持ち上げて上に引っ張り、マガジンの正面を取り外します。
- 飾りドア背部のリリース タブをねじり、同時にシートメタル タブを引き上げて解除します (図 23「フロント ドア表面の取り外し」を参照)。
図 23. フロント ドア表面の取り外し
| 1 | リリース タブ | ![]() |
| 2 | シートメタル タブ | |
| 3 | 飾りドア接続フック |
飾りドアの交換
- 飾りドアの接続フックをドア正面の穴に挿入します。
- 飾りドアを定位置に保持しながら、シートメタルの穴とドア正面の穴を合わせます。
- シートメタル タブを押し下げ、シートメタル プレートがプラスチック タブの下に収まるようにします。
- マガジンを元に戻し、ドアを閉じます。
ファームウェアのアップグレード
このセクションでは、ライブラリ ファームウェアとドライブ ファームウェアをアップグレードする手順について詳しく説明します。ライブラリ ファームウェアをアップグレードする手順と、ドライブ ファームウェアをアップグレードする手順は異なります。
ファームウェアは以下の方法でダウンロードできます。
- リモート管理カードの使用 (ライブラリのみ)
- ファームウェア アップグレード テープの使用 (ドライブのみ)
- CE (Customer Engineer) 診断ツールの使用 (ドライブとライブラリ)
| 注記: ファームウェアをアップグレードしたあと、ライブラリの設定内容は出荷時のデフォルトに戻るため、リモート管理に影響することがあります。設定の一覧は、「ライブラリの設定」を参照してください。 |
ファームウェア リビジョンの確認
新しいファームウェアをダウンロードする前に、現在のファームウェア リビジョンを確認します。
| 注記: ファームウェアの不一致のためにライブラリが一部使用可能状態にある場合は、新しいファームウェアをダウンロードする必要があります。 「一部使用可能状態」を参照してください。 |
現在のファームウェア リビジョンを確認するには、以下の手順に従います。
- ライブラリの電源がオンになっていることを確認します。
- フロント パネルから以下のメニューを使用します。
Main Menu (メイン メニュー)- > Information (情報) - > Firmware Revisions (ファームウェア リビジョン)
- Firmware Revisions メニューから、[More (詳細)] を使って、ライブラリ コンポーネントのファームウェア リビジョンを表示します。
リモート管理カード経由で現在のファームウェア リビジョン番号をチェックすることもできます。
- 指定された IP アドレスを Web ブラウザに入力して、Web ベースのライブラリ アドミニストレータ ページにアクセスします。(「リモート管理カードの設定」を参照)
- [Report (レポート)] タブを選択します。
- ページ内の Firmware Revisions セクションにスクロールして、ライブラリおよびドライブ ファームウェア リビジョン情報を表示します。
| 注記: ファームウェアのダウンロードが妨げられることがあるため、バックアップ ソフトウェアが「SCSI の予約」をしないように注意してください。 |
リモート管理カードの使用 (ライブラリ ファームウェアのみ)
| 注記: このファームウェア ファイルは、ファームウェアのダウンロード前にローカルのホスト コンピュータにロードする必要があります。 |
| 注記: このプロセスには、デフォルトでは設定されていないライブラリ管理パスワードが必要です。パスワードが設定されていない場合、ファームウェアをダウンロードすることはできません。(「パスワードの有効化と変更」を参照。) |
ドライブ以外のライブラリ コンポーネントはすべて、リモート管理カードを使って簡単にダウンロードできます (「リモート管理カードの使用」を参照)。
- ライブラリをネットワーク アクセス用に設定したあと、Web ブラウザで IP アドレスを入力し、Web ベースのライブラリ アドミニストレータ ページを表示します。
- メイン画面で [Configuration (設定)] タブを選択します。
- [Firmware Download (ファームウェアのダウンロード)] ボタンを選択します。
- ダウンロード ファイルの完全なパス名を入力するか、[Browse (参照)] ボタンを使ってファイルの場所を指定します。
- [Start Firmware Download (ファームウェアのダウンロード開始)] ボタンを選択し、ライブラリ ファームウェアのダウンロード処理を実際に開始します。
ダウンロード処理を開始すると、ダウンロードの進行状況が画面の下半分に表示されます。ファームウェアのダウンロードには数分かかることがあります。
ファームウェア アップグレード テープの使用 (ドライブ ファームウェアのみ)
- ドライブ アップグレード用テープを入手するには、Dell サービス担当者に連絡します。
- ドライブが空であることを確認します。ドライブ内にテープがある場合は、ホーム画面にドライブ アイコンが示されます。ドライブ内にテープがある場合は、フロント パネル ディスプレイを使って、テープをストレージ スロットに戻します。
- ファームウェア アップグレード用テープをライブラリの空いている収納スロットに挿入し、スロット番号を覚えておきます。
- 以下のメニューに従って、ファームウェアのアップグレードを実行します。
Main Menu -> Administration -> Upgrade Drive Firmware (ドライブ ファームウェアのアップグレード)
- Upgrade Drive Firmware メニューで、[-] または [+] キーを使って、ファームウェア アップグレード用テープが入っているスロットを選択します。[OK] を選択します。
- [-] または [+] キーを使って、アップグレードするドライブを選択します。[OK] を選択します。
- ライブラリのフロント パネルに表示されるアップグレード ステータスを確認します。オンライン状態かつ空の (予約されていない) ドライブのみをアップグレードできます。
- ライブラリからファームウェア アップグレード用テープを取り出します。
| 注記: 操作完了後、テープは元のスロットに戻ります。 |
サービス担当者用
CE 診断ツールの使用
ライブラリ診断ツールまたはサードパーティのサービス ツールを使用すると、ラップトップ コンピュータからライブラリとドライブのファームウェアを更新できます。
ラップトップのナローのシングルエンド SCSI ホスト アダプタを使用している場合、通常、次のような機器も必要になります。
- 50~68 ピンのアダプタ ケーブル (高バイトのターミネーション推奨)。標準の Adaptec PCMCIA を HD 50 ピンのオスのケーブルで使用する場合、アダプタ ケーブルの他方の端は HD 50 のメスである必要があります。
- シングルエンド SCSI ターミネータ (ライブラリ/デバイスが LVDS の場合)
| 注記: PCMCIA カードでは DIF センス ラインを使用しないため、シングルエンドの Adaptec PCMCIA カードに接続する場合は LVDS ターミネータを使用できません。 |
CE 診断ツールの一般的な使用手順は以下のとおりです。
- 必要に応じてラップトップに診断ツールとファームウェアをインストールします。
- ホスト システムによってライブラリがアクセスされていないことを確認します。
- ライブラリの電源がオフになっていることを確認します。
- ケーブルの配線とターミネーションを確認し、ホスト システムからデバイスを外します。
- デバイス側で適切な機器とターミネーションを使用してラップトップ SCSI インタフェースをデバイスに接続します。
- ライブラリの電源をオンにします。ライブラリが電源投入テストとインベントリ チェックを完了するのを待ち、ラップトップの電源をオンにします。
- このステップはドライブ ファームウェアのアップグレードの場合にのみ必要です。ライブラリ ファームウェアをアップグレードする場合は、ステップ 8 に進みます。
ドライブがオンラインであることを確認します (LED が緑色の場合はオン、黄色の場合はオフ)。オンでない場合は、フロント パネルからオンラインにします。- Service から Online Drive Repair メニューに進みます。
- [Put Drive Online (ドライブをオンラインにする)] を選択します。
ドライブがオンラインになると、ライブラリは自動的にセルフテストを実行します。セルフテストが完了するのを待ち、SCSI バスをスキャンするか診断プログラムを再開します。
- 診断ツールを使用してデバイスのファームウェアをダウンロードします。
- ライブラリの電源を切ります。
| 注記: デバイス ハンドルを自動的にフリップしない診断プログラムでドライブ ファームウェアのダウンロードを完了するには、ライブラリの電源を入れ直す必要があります。 |
- ラップトップの電源をオフにし、ライブラリをホスト システムにもう一度接続します。ケーブルの配線とターミネーションの設定を必ず元通りに戻します。
- ライブラリの電源をオンにしてホストからアクセスできることを確認します。


















